イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

道産小麦 ゆめちから

2013-11-08 22:06:33 | ブログ
100 Photo サンプルで頂いた道産小麦の“ゆめちから”でパンを焼きました。型が無いので、発酵させ俵型に成型し直してからオーブンで焼きました。酵母は白神酵母でオリーブオイルと塩で練りました。食味はとてもよく、パンを食べてる充実感があります。これならフォカッチャ用にしてもよいし、自宅で食べる食パンを焼いてもよいと考えています。
毎日のように紙面をにぎわしている食材に関するニュース。呆れるのは中国産のアサリを北海道産に偽装と書かれていました。これは、北海道産のアサリは布目浅利といって、貝殻の模様が地味でだれでも見分けがつきます。ですから、そのことを知らないコックが遠く離れた北海道産としたのではないかと思います。もう一つはオマールエビを伊勢エビと表示していたメニューも、具足煮かお造りにしても、あの鋏をどう処理していたのか見ものであります。かなり昔になりますが、在る世界的に有名な芸術家が、美食家の私は伊勢えびを取り寄せて食べていると、持ち上げたのがオマールエビでした。芸術家としては、超一流でも、バカ舌も超一流だとその時は思いました。先回取り上げたサクラマスも、私の見間違いであればいいのですが。もし銀鮭だとしたら、頭を下げて済まされる問題でないと思います。まして、去年はサクラマスの型が小さく、板マスを仲買の店先で見る機会がなかったような気がします。後出てくるとすれば、ビーフ シチューです。デミグラスソースの自家製、これは時間が掛かり手間暇の苦労が多い割にソースの評価が少ない。個人経営の店も多く、洋食屋さんの数も減っているので、大きな話にはならないと思いますが。それにしても、洋食屋さんの美味しいビーフシチューが食べたくなりました。しかし思いつく店が出てこない。