イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

モンテクッコ サンジョヴェーゼ リゼルヴァ “ポッジョ レオーネ”

2015-10-02 22:02:16 | イタリアワイン

今回抜栓したイタリアワインはポッジョ レオーネのモンテクッコ サンジョヴェーゼ リゼルヴァ(Montecucco Sangiovese Riserva Poggio Leone)2010です。

2010年のヴィンテージ情報では、理想の1年であったと報告されていました。バローロ、バルバレスコの2010年はすべて確認をした訳ではありませんが、今からでも抜栓してもいいような状態です。但し、眠りに就く可能性はあります。アマローネは試飲をするチャンスが無く、何とも云えません。このモンテクッコを購入する時は、ヴィンテージ情報から窺い知るより、タンニンは荒く、酸も角が立っているような状態で、エイジングが必要だなと考えていました。以前に購入した2006年はコンディショニングをするだけでよさそうな感じで、対照的なヴィンテージだと思っていました。それにしても、これからリリースされるブルネッロが楽しみです。

昨夜、抜栓して味わっていたのですが。香りをチェックし口に含んで、最初に思ったことは、川を挟んで対岸のブルネッロです。モンテクッコは2年間のエイジングで、しっかりしたタンニンはほっくりとし、酸は清楚に感じました。これならば、ブルネッロもうかうかしていられないのでは、と思いました。因みに、コメントは一部書き換えています。