今回、抜栓したイタリアワインはソアーヴェ クラッシコ “レ ビーネ デ コスティオーラ”(Soave Classico “Le Bine de Costiola”)2011です。
このワインは、リリースされた直後はソリッドなミネラル感が特徴的でした。しかし、3年から5年くらいのエイジングで香りや味わいに膨らみが出てきます。今回もお約束通りの状態になっていました。香りはシトラス、洋梨、白桃、灌木。今回も残念ながら、ナッツの香り特にアーモンドの香りは拾えませんでした。オイリーな味わいは感じることは出来たので、何処かに隠れているヒントを見つけられる、とハッピーになれます。ほろ苦さはほっくりした感じで、酸は滑らか。味わいは艶やかでグミのような弾力を感じました。
思い浮かんだ料理は白焼きのウナギ、穴キュウ、真ダチにカボス。ほろ苦さに挑戦して見たくなったのは数の子、炙ったシシャモ。