新笠通信 奄美電信版

 Copyright (C) 2010 shinkasatsushin All Rights Reserved.

ちぎんのとうどりになるには

2008-04-13 21:26:31 | Diaries
お待たせしました
いつもご贔屓にしていただいて大変恐縮です
鯉がpu‐kapukaの季節になってきたようです
土曜日の朝なのにいい仕事しますね

二重課税と
カントリーリスクについてです

投資先の国で発生が予測されるリスク
投資先国に現地法人を設立し営業を開始しました

政情が不安定ぎみだったさなか一気に混乱に突入してしまいました
さて
現地法人に認められていた主体としての権利義務にどのような影響が及んでくるでしょうか
政変の本質とはなんでしょう
政変によってどのようなことが発生してしまうのでしょう

領内すべての主体の存在についての清算がなされることが考えられます
とりあえずそれまでの主体に認められていた権利義務関係および私有財産権が失効することも考えられます
領内全体に徳政令のようなものが布かれるわけです
強制力のある執行を実現するために兵器の力を使用することが予測されます

現地法人は財産です
他の主体に対し金銭で売却することができる価値が発生しているわけです
現地法人を売却するときの価値は通貨によって示されます

政変によって主権と財産を没収されることの現実感がわかっていればよいわけです
この国の政変があるとすればせいぜい徳政令が出される程度のことです
退職金と年金(のシステム)をいじられるとどんなにおとなしい人でもおかしくなってしまいやすい社会になっているわけです

外国で政変が起きて現地法人を手放さないといけなくなった
通貨が安定していれば手放すことによって法人に認められる資産評価額相応の価値に換金することができるでしょう
通貨がほとんど無価値化していればどれだけ大枚を渡されても紙切れ同然です
円に両替してみることでわかってくることです

政変が起きているぐらいだからもはやその国の紙幣は交換物としての価値を失効していることもあるわけです

政変が起きた国の政府的な主体がそれまでの紙幣は通貨として認めないなどと決めてしまえば通貨としての信用を保証する主体はどこにも存在しないことになります

政変直後に領内すべての主体を政府所有化に切り替える

事業主体が形成してきた財産すべてを政府所有化におくということですね

にほんから現地に赴き大金を投じて事業法人を設立したのに

新しい政府によって全財産と権限を没収されすごすごとにほんにひきあげる

というようなことをカントリーリスクといっているわけです

政情不安定とわかっていながらも現地で事業を開始し政府の強制執行にまきこまれて直接・間接的に損害を被ってしまう

このようなことをなくすために現地の社会情勢を調査し投資判断を行なうわけです

現地で政治的な災難に巻き込まれる恐れはないかどうかという情報が重要なわけです

ここは先進国ですので
これ以上至れり尽くせりの好環境はどこに行ってもお目にかかれないわけです
ということはここから進出していく先はたいがいどこも好環境とはなっていないわけです
日系の事業体は進出した先々で政治的に利用されてしまう要件が整っているわけです

進出先の政府とトラブルなどが発生した場合
最悪の場合国交を断絶されたりしてしまいます
断絶の状態の次はそのまま断絶続行か再開か紛争のいずれかです

進出している事業体が所有していない権能は政府的機能です
トラブルが発生したら事業体の国籍が問われます
国籍が判明したらその国の政府の責任が問われます
結局政府に要求が殺到することになります

事業体は政府になれないし超えられないわけです
ですから連携を密にしながら進出していくわけです
国内外の多国籍企業とも協力しあうわけです

今日は地方メディアにどこ出身のOBを配置すると社固有の基調となっている思想を表明することが可能かというテーマから若干それてしまいました
右にふれても左にふれても一産業
スポンサーは大事ですね
国内有数の企業は世界的にみても強すぎます
漠然と大企業にプレッシャーをかけても子や孫や取引先が泣くだけですね
このような構造化ではなかなかベンチャー思考に踏み切れるものではありません
大企業内部で企業内ベンチャー、研究施設内部でベンチャー
予算配分余力がある団体内部で新産業創出を行うのが自然な姿です
そのような団体をより多く知ってなければならないのは青少年に身近な人々です

専門技能を身につけてきている若手の確保
社会構造を熟知しきっていない状態の若者から支持を得るには?
今の20~30代もやがて60代をこえる時期がくるわけです
その頃にはどういったものを支持するようになっているのでしょうか
やはり日本文化ですよね
映画なども時代物が親しまれるようになるかもしれませんね
時代を否定すればそれを遥かに凌駕することのできる文化が創出されるというわけでもないでしょう
古くからの歴史を持つ国は過去に作られた創造物の壮大さを今にしてなお保っていますね
それを破壊したがる人がいつの世にも存在するわけです
戦争したがっている人を見抜かなければならないわけです
サンクトペテルブルクに侵攻していったい何をしたかったのであろうかと


事業で得た利益に対して課税されました
通常のことです
進出先で得た利益に対して進出先国でも本国でも課税を受けるとどうなるでしょうか?
両方の国から25%ずつ課税されたとすると税引き後の利益は半分になってしまいますね
4分の1利益が減るだけでも重いのに2分の1も利益が減ってしまうと商売になりません
誰も海外に進出して事業をはじめようなどとは思わなくなります
そこで支社の所在している国ではなく本社の所在している国が法人に対して課税することができると複数国間で取り決めをおこないます
そうすることで2国によって課税されてしまう二重課税を避けることができるのです

今日は2国によって刑罰を重複して受けてしまう二重刑罰と重ね合わせてみたかったわけです
あちらで5年こちらで5年といった刑罰ははたして妥当なものかということですね
渡航するたんびに各国で実刑を受けていたらきりがありませんね

都市に本社が集中しているので地方の税収はなかなか伸びません
本社を地方に移すような道楽をできる企業もそうあるものではありません
特区にして法人税を下げれば本店所在地の変更登記をしてくれるというものでもありません
これからの都市は地方に投資です
思いやりが難しいのであれば財投
都市の人が投資に足る地方かどうかの評価を行なえばよいのです
海外のある地域の評価が高いとすればそちらのほうに投資をすればよいわけです
思いやるに足る人物の多い地区が正当に評価されるのであればそれにこしたことはないわけです

投資とは正反対になるものが支援です
利子や配当の発生について期待がなされてないものに適用されます

利子や配当の発生が見込まれていない案件に対しての資金注入は投資とはいいません
保護対象への支援活動というのです

株式会社が非営利活動を行うというのは無理があります
敵対・競合関係にある立場の者からすれば
攻略の絵図を鮮やかに描くことができていたでしょうし
実際にいとも簡単に多額の融資を受けることができていたのでしょう
幽霊会社に貸し付けていたり
責任者の名義が借用のものである会社に融資したり
融資直後に登記所在地から消えてなくなってしまっている会社にも貸付けたのでしょうか
各種法律の専門士と結託がなされた計画的な攻略がなされたのでしょう

人口も多く忙しすぎて他県の相手している場合ではないのかもしれません
それでも相手してもらわなければなりません
地方に暇な人が増えてよからぬことばかり考えるようになってしまったら運動が盛り上がりやすくなってしまうかもしれません
あんぽ時代
敗戦から日が浅い国がかった国を従わせることができるなどと考えていた人も多かったのでしょうか

戦時から戦後にかけては外国史や国際関係についての正確な情報を持っていた人はほとんどいなかったと考えられます

景気が安定している時期の大企業がもう少し関連取引先を思いやることができれば政策課題を減らすことができます

公共部門の比重が重いうちは安易に妥協してくる大企業などでてこないのでしょう

それではまたこうれい可能なエネルギー値まで回復したときお会いしましょう