新笠通信 奄美電信版

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覚醒剤密輸のような犯行の出現する背景にある凶悪、劣悪、卑劣なもの

2010-04-07 19:03:45 | Diaries
地球上で生活している人間ほとんどすべてが社会生活を営んでおり
ほとんどすべての人間が雇用者と非雇用者の関係として存在した上で
活動する社会を形成するよう指導されている。

雇用者、非雇用者関係をもっているそれぞれの事業団には天と地ほどの程度の差がある。

荷物を、Cという国のある場所で受け取り、Jという国のこの場所へ届ける
ことが雇用者から賃金を受け取る関係を維持する要件になる。

これは、手紙や荷物の配達といったれっきとした職業を通して、
雇用者と被雇用者の関係が形成されているという例です。

程度の差というのは、運ぶ荷物、持ち出すことの禁じられている薬物や兵器などを、取り扱うことなどありえない事業団、犯罪であることを知っていて平気で密輸するような事業団といった違いです。

密輸することなどありえない正常な事業団では被雇用者として活動することを拒否されている人物は、当然、被雇用者として活動を認めてくれる事業団でしか生活を維持することはできません。

薬物の運び屋のような人物は、もともと活動の場をどの事業団にも認めてもらえない背景にあり、禁制品をここからあそこまで運ばせるぐらいしか使い道がないというように足元をみる事業団にとっての悪用価値しか残っていないということもあるものです。

荷物をここで集荷、配達しなければ、お給料を出さないといったほか、その筋でなければできないような脅しをかけておけば、殺人にさえも簡単に利用できてしまうような人物が存在しないとは限りません。

末端中の末端を死刑にしても、根本的な悪用者が無傷で、薬物が持ち出される可能性は改善されないことが多いものです。

処刑場で処理されなくても、運び屋を拒否したときにその場で殺害される、そのような極悪な境遇の中で悪用されるしかない人物の処遇について十分な慎重さが求められます。


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