新笠通信 奄美電信版

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情報管理

2007-09-12 18:55:40 | B4
新聞には政治団体の機関紙というジャンルが存在します
公立学校時代は大学受験時の試験問題に出題される例が見られるということで朝日新聞の閲覧を薦めるケースが多々見受けられました
経済学関連の学部に進学した人は大学時に日本経済新聞を活用する手ほどきを受けるケースが多いものだと認識しています
朝日・読売・毎日といった全国紙といわれる日刊紙のいづれかと日本経済新聞の2紙を同時に購読した情報収集が望ましいというような見解があるということです
学校の図書館を頻繁に活用する者であれば上記の4紙以外に産経新聞、地方新聞の性格を持つ東京新聞や英字新聞のジャパンタイムス、国際金融紙であるフィナンシャルタイムズ、産業紙である日経金融新聞、日経流通新聞、日経産業新聞、スポーツ新聞のスポーツニッポン、スポーツ報知、日刊スポーツ、産経スポーツ、東京中日スポーツ、デーリースポーツ、東京スポーツ、夕刊現代、夕刊フジなどを同時並行的に閲覧が可能であると思われます
図書館にはさすがに中央や地方の競馬新聞、競輪、競艇、オートレースなどのギャンブル紙は置かれてなかったような記憶があります
それともうひとつ、聖教新聞やしんぶん赤旗なども置かれていなかったと記憶しています

駅構内のキオスクと呼ばれる売店では上記の新聞ほとんどを購入することができます
キオスクやコンビニエンスストアに置かれている新聞・雑誌・書籍は売れ筋のものしか置かれていません
売れ筋の情報誌はキオスクやコンビニエンスストアに行けば購入できる可能性が非常に高いというわけです

数週間でもよいから朝日と読売といった競合的関係にある新聞を同時並行的に継続して閲覧すればニュアンスの違いを汲み取れる人であれば両紙の差異というものを据えることができるでしょう

私がほとんど閲覧した経験がない業界紙というのが政治団体の機関紙であるといえます

たまたま立ち寄った飲食店に政治団体の機関紙が置かれていたりするとものめずらしさに読んでみるといった程度だということです

文章による表現というものはまったく暴力そのものであると感じます

武器をペンに替えただけである種の思想に対する攻撃が容易に実現されてしまうということです

ことば攻めというのは戦闘行為そのものであるということです

漠然と新聞といったことをテーマにしてしまうと収まりが付かない文脈になってしまいます
新聞というものはそこまで奥が深い現象であると考えられるからです
昭和10年代から昭和30年代にスポットをあてて発行された紙面の文意の変遷というものを辿ることで当時の国やメディアの姿というものを浮き彫りにする手続きをとることができると考えられます
新聞を発行し続けるということに主眼が置かれるとするのならば意識せざるをえない存在が背後に君臨していたということになります
誰かの目を無視するのならば発行を継続することが許されない時代があったというわけです

国民を煽った事実があった
政治的に利用された事実があったということです

報道機関はいつの時代も政治的に流用されたり宗派的思想普及目的のために利用される可能性が残されているということです

インテリと大衆のはざまでという言葉がぴったりのような業界であるともいえます
圧倒的多数派は大衆だということです
インテリ志向の比重が高い文意が多用されると大衆の現実感覚から乖離してしまい大衆の関心がそれていってしまいやすいということです

部数を確保するにはインテリ志向と大衆志向のバランスがとれていないと良好な市場供給環境を維持することが難しいと考えられます

日経新聞から得られる情報がさほど重要視されない特性を持つ地域というものなどが存在します
資本力のある企業が動きを見せる時や企業をとりまく環境に変化がみられた時に紙面を賑わすのですがそういった企業の動きを意味のあるものとして捉える環境にはおかれていないためだと考えられます
活発な事業展開の動向にはほとんど左右されないですんでいる地域が存在するということです

新聞を読んでいる姿というのはとりわけ電車通勤中をイメージしてしまうものです
電車通勤者が見向きもしない記事とはどのようなものであるかといったことを考えてしまうわけです
通勤に電車を利用している者の生活背景を意識していない記事がキオスクに並ぶ可能性はとても低いであろうと考えられます

情報を収集する
一昔前の情報収集といえば他集団の機密的な情報を探ることであったと考えられます
集団の自衛のためには他集団の動向を事前に把握しておくことで対処策を考案しておく必要があったといえます
他集団との力関係を明確にし調整し続ける必要があったためだといえます
他集団と実力差が明確になった時に集団力を向上していく必要にあるのか現在の実力を背景に良好な関係を築いていくかあるいは制圧的な立場を構築してゆくかの状況判断を行なわなければならなかったといえます
他集団との実力差に開きが生じているにもかかわらず改善を怠っていたら支配を受けてしまうのが自然な流れであった時代が非常に長く続いたためだといえます
世界の歴史とは数千年にわたり続いてきている戦争の歴史であったといえます
支配をめぐり集団間での争いが続いてきた歴史であったといえます
有利な状況に置かれている集団が重要だと考えている情報を優先的に取得し自集団内に持ち帰り活用することで対抗力を養い不利な状況から脱出し対等の立場を維持したいと考えることは自然な流れだといえます
報道機関とは別に国家を背後に持つ諜報機関が存在していたり事業展開が絡んでいる競合企業間で諜報的な活動が展開されていることもあるでしょう
最近発生している機密情報漏洩事件というのは情報システムのメカニズムを熟知していない情報端末利用者によって引き起こされている事故だと考えられます
金銭の授受による機密情報の売買とは性格が異なると考えられます
金銭が絡まないにしろ集団が責任を持って管理しなければならない情報を漏らしてしまうということはスパイ行為となんら変わりがないことだといえます
今時集団の存続にかかわる重要な情報というとおおげさですが仲間を売ってしまうような性質のある情報であったかどうかというのが判定の基準になると考えられます
仲間を売って金銭を受け取るような行為が横行する集団に将来はないといえます
集団の情報を守るということは仲間の生活を守るということになります

政治団体の日刊紙とはいったいなんなのであろうか
類似した特定の思想・信条を有さない者の存在がまったく無視された上で構成されている文意を紙面どおりに受け入れることにどれほどの意義を見出すことができるのであろうかということです
情報伝達のパイプとはまずいえないといえます
新聞そのものが意思を持っている生き物かのように主体的に教化に取り組んでいると見受けられます

話は変わって人造人間に不要なものはAIです(人工知能です)
ロボットに人工知能は不要だということです
お人形さんに人間らしい頭脳を組み込むのであれば人工物に対しての待遇改善があらかじめ予定されていなければならないわけです

ある種の人間は都合がいいときだけ利用できる様々なロボットを作りたがっているといえます
人としての存在を認めてしまうともはやロボット呼ばわりすることが不可能になってしまうわけです

生命を誕生させるということは人造人間に変わってしまう可能性を認めないということです
情報は伝達のテクニックひとつで生命体を人造人間に変えてしまうことも難なくなしえてしまう性質があるといえます


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