「終わり」そして「始まり」

こんにちは。

ヘッドコーチさせていただいていました佐藤耕介です。

まさかのサヨナラ負けから早5日が経過しました。
やっと気持ちも落ち着き『引退』したということを実感し始めたところというのが今の心境です。


今思うこと…それは、やはり『感謝』という言葉です。

まずは…
小学1年から始めた私に、今まで何も文句を言わずに、支えて応援してくれた両親に感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。

このように思っているのは、きっと私だけじゃないと思います。
なかなか言葉にできないシャイな息子・娘を代表しまして私から一言…
『父さん、母さん、ありがとう!』

そして、自分たちが今まで一緒に闘ってきた仲間に『感謝』。

選手時代、私は投手をやっていました。
そんな私がヘッドコーチ（野手コーチ）をやっていくには周りの協力、助けが必要不可欠でした。１年間通して頼りないヘッドコーチだったと思いますが、仲間の支えによってなんかとかここまで頑張ってこれました。
勝つために…多くのことを犠牲にして取り組んできました。そうやって来れたのも、
『あいつらのためにがんばろう』
と思える大切な仲間がいたからです。
そんな仲間に『ありがとう！』


野球というスポーツを16年間やってきて…
本当に多くのことをこのスポーツから学ばせてもらいました。
そして本当に多くの仲間に出会うことができました。
特にこの筑波大学硬式野球部では、一生付き合っていきたいと思える、心の底から信頼できる、仲間ができました。これは、今後社会に出ていく上で、何よりも自分の財産になると思っています。

今回の『引退』という言葉は、『部活から引退』という意味だけでなく、自分にとって『野球からの引退』ということを意味します。卒業後も野球を続ける者も数人いますが、自分も含め多くの４年生が、来年からはユニフォームを脱ぎ、スーツに身を包む生活になります。
つまり、今回の『引退』は同時に、各々新しい道への『出発』になるわけです。
多くの者が来年からはこの筑波の地を離れ、新天地で生活をすることと思います。
社会に出てからもこの筑波大学硬式野球部の魂を持ち続けて、筑波大学硬式野球部OBとして胸を張れるようになっていきたいと思います。
そして、いつかOBとしてこの野球部に恩返しできればいいなと思ってたりしています。


最後になりましたが、橘先生や川村先生、院生コーチの方々、野球部のために陰ながら応援してくださった方々、OB・OGの方々、そして、自分たち４年生についてきてくれた後輩…本当にありがとうございました。感謝しても、感謝しきれません。リーグ優勝そして、全国制覇という形で皆様には恩返ししようと思っていたのですが、このような結果になってしまい申し訳ありませんでした。
この借りは、必ずや後輩たちが返してくれることと思います!!
来年の後輩たちに期待していてください!!

今後ともさらに成長し、パワーアップした筑波大学硬式野球部をよろしくお願いします。

ヘッドコーチ佐藤耕介