筑波大学硬式野球部をいつも応援してくださる皆様初めまして、硬式野球部2年の水口耕平と申します。
浪人時代に通った予備校の現代文講師に日本語が終わっていると小論文を酷評されてきた私の拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。
上でも少しふれましたが、私は2年の浪人生活を経て筑波大学に入学しました。高校時代は野球だけやってれば良いと考えて全く勉強せず現役の入試は惨敗。高校卒業後は気持ちを入れ替えて、九州で監獄や地獄などの名で恐れられる北九州予備校に入学し朝の8時から夜の21時40分の最終限まで自習をし、その後予備校の近くのジムで23時までトレーニングをしてようやく帰宅といった毎日を送っていました。
1年目は死ぬ気で勉強して成績も爆上がりしましたが、入試は失敗に終わりさすがの私もかなり落ち込みました。
私は滑り止めで受かっていた防衛大への進学かもう一年浪人をするという選択肢しか残っておらず,どちらにするか決めるのがとてもきつかったのを覚えています。
この時に防衛大に進学していたら全く別の人生になっていたと考えるととても感慨深いなと思います。2浪という決断を許してくれた両親には本当に感謝しています。
「俺の話をきいてくれ」というタイトルで2浪を絡めた話をしようとすると、合格体験記か受験生に向けての話みたいになってしまい、チームに還元しにくいので浪人中に救われていた言葉を紹介します。
それは漫画「左ききのエレン」に出てくる言葉で「クソみたいな日にいいもんをつくるのがプロだ」というものです。これは大手広告代理店で働く主人公の光一が上司から「体調最悪でも、2日寝ていなくても、友達に裏切られても、女にフラれても、その中で歯くいしばってひねり出した仕事がお前の実力の全てだ」と言われる台詞に続く言葉です。
浪人中に心が折れそうな時にこの言葉を思い出すと、努力をやめたらなんだか負けてしまう気がして、もうちょっと頑張れました。この地道なもうちょっとが今に繋がっているなと感じます。野球に取り組む中で、毎日ハードな練習やトレーニングを積みつつコンディションが良い状態を作ることができれば最高ですが、疲労困憊のときや休みたいときも多いです。
そういった時に踏ん張れる力は浪人時代にかなり培われたと思います。
当たり前ですが浪人は絶対にするべきものではないと思います。自分は一発で決めなければいけない勝負に二度も負けてしまいました。これは決して褒められることではないし、戻れるなら全く勉強していなかった高校時代に戻って自分をぶん殴ってやりたいです。
ですが、決して無駄な二年間ではなかったと思っています。浪人したからこそ自分の人生について見直せたし、浪人しなければ、知ることのなかった挫折や経験があるし、出会うことのなかった人がいます。
一度決めた目標を決してぶらすことなくこだわりを持ってやれたことはとても自信に繋がりました。そして、筑波大学に入学し硬式野球部に入って本当に良かったと思っています。筑波大野球部は志が高い人が多く普段からいい刺激をもらえています。
また同期にも恵まれており歳の差全く関係なしに絡んでくれ、恵まれた環境の中で野球がやれています。春リーグでは東海大戦に出させていただいて、2本のヒットを打つことができ、本当にあの時諦めずに筑波を目指して良かったなと思いました。
秋リーグまであと2ヶ月、暑さ厳しい夏のシーズンに入って行きますが、チームで掲げた「一心」というスローガンのもとリーグ優勝という最高の景色が見られるように、自分自身のスケールアップとレベルアップをして行きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも筑波大学硬式野球部をよろしくお願いします。
体育専門学群2年 水口耕平
宮崎県立大宮高校