ジェームズ・ボンドと言うのは、接着剤の一種ではなくて「007(ゼロゼロセブンではなく、ダブルオーセブンと読むらしい)」と言う映画の主人公の名前らしい。途中で説明が有るけれど、誰も知らないようなマニアックな情報は最初に書いておいて欲しかった。 この作品は完全なフィクションではなく事実に基づいて書かれた小説らしい。登場する人達もほとんどが当然のことながら007を知らない。 瀬戸内海の直島が007の小説の舞台になったことから、その映画のロケを呼ぼうとする話だけど、タイトルから分かる通り成功しない。
どこまでが本当の話で、どこからがフィクションなのか分からないけれど、なかなか面白く読める。
ただ最初の数章は話が飛びすぎてさっぱり理解できないし、各章がみんな思わせぶりな終わり方をするところがイマイチ。
角川書店
どこまでが本当の話で、どこからがフィクションなのか分からないけれど、なかなか面白く読める。
ただ最初の数章は話が飛びすぎてさっぱり理解できないし、各章がみんな思わせぶりな終わり方をするところがイマイチ。
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