toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「空飛ぶタイヤ」 池井戸潤

2018年05月18日 | 読書日記
何の予備知識が無く手にした本だったけど、読み始めて直ぐに三菱自動車のリコール隠し事件の話だと分かる。
事件に基づいて書かれた小説なのか、単に事件を題材にしたフィクションなのかは分からないけれど、三菱自動車に関する記述は非常にリアル。

すでにニュースで事件のことを知ってるだけに、進行の遅さにイライラしてしまう。
終盤は急転直下で、最後はちょっと出来ず着の勧善懲悪だけど、それまでの流れからまあ良いか・・と言った感じ。

物語自体がスリリングな展開なのにサイドストーリが入るが、その部分は時間が止まってしまいなんだか水を差されたようで余計な気がする。





実業之日本社
コメント
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