toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「部長会議はじまります」 吉野万理子

2019年03月25日 | 読書日記
「ここまでの話は全部犯人が書いた小説で、真実は・・・」なんていうヤヤコシイ本を読んだ後は、こういう単純明快ななのがイイネ!!

前半が中学の文科系のクラブの話で後半が運動部の話。
最初の話は、謎解きとラブコメで後半の話は友情物語と言ったところ。





朝日学生新聞社
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「毒よりもなお」 森晶麿

2019年03月25日 | 読書日記
今まで森晶麿は何冊か読んだけど、どれもどうも合わない。
やっぱり、これも合わなかった。

とにかく主人公の行動が全く理解できない。
なんでそんなことするの・・・?ということばかり。
まぁ、ストーリの都合で、と言うのが一番の理由だろうけど、あまりに不自然すぎる。
わかっていて、わざわざ危ない橋を渡りに行くのも一回や二回ならまだしも、そんなのばかりでは興醒めです。

最後のどんでん返しと理不尽さ。
そして、再度のどんでん返しと、その理不尽さの解決。
これはちょっと凝り過ぎで、個人的には裏目に出ていると思った。

ただ中盤過ぎ、主人公が動き出した事件を何とかしようとし始めてから、どんでん返しの手前までは、かなり面白く読めた。
(それだけに、その後のどんでん返しがガッカリだったけど・・・・)
それと、過去と現在を行ったり来たりと言う手法は個人的には嫌いだけど、この小説に限ってはそれが良い効果を生んでいると感じた。

そんなわけで、この人の小説はもう良いかな。。。。






角川書店
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