toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「唐人さんがやって来る」 植松三十里

2022年12月01日 | 読書日記
新しい将軍のお祝いのために江戸の町に朝鮮から通信使(唐人さん)がやって来る。
それを知った版元「荒唐堂」の利輔は亡き父の遺志を継いで幕府公認絵図の発行を目指す。
自分勝手な長男利輔と気難しい母お鹿にいい加減な末弟研三郎など、それぞれが活躍し最後にみんな良い人だったんだね・・・と言う物語。
最後はちょっと出来過ぎな感じも有るけれど、良いお話でした。




中央公論新社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする