toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「それってキセキ」 小松成美

2016年04月08日 | 読書日記
グリーンというコーラスグループのドキュメント風小説。
リーダのHIDEが音楽と出会い、グリーンを結成し、活躍していく姿を描いている。

音楽用語や楽器に関しては分かるけれど、ジャズしか聞かない私には登場するグループが知らないものばかり。唯一知っていたのが一回だけ登場したサザンオールスターズ。何度も出てくるB'zに関してはどう読むのかも分わかりません。。。

こういう本を読めば当然グリーンの曲が聞いてみたくなるのでネットで探して聞いてみたら、悪くはないけれどその他たくさんに入る普通の曲でした。



KADOKAWA
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「教場2」 長岡弘樹

2016年04月06日 | 読書日記
2というくらいだから続編だけど、前編を読んでなくても大丈夫(私も読んでない)。

警察学校が舞台の連作短編集。

警察官も人間だから同じかもしれないけれど、これから他人の役に立とうと思っている人達なのにそんなことで良いのか・・・と思ってしまうような人がたくさん登場して困ってしまう。
最後は卒業式で終わるけれど、そんな中にやっぱり一生懸命な人もいるんだというところで救われる。





小学館
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「バイエルの謎」 安田寛

2016年04月04日 | 読書日記
ピアノの教則本の代名詞にもなっている「バイエル」が、何故、いつから日本で使われだしたのか?そして何故こんなに長い間使われ続けられているのか?そして著者のバイエルとはどのような人物だったのか?という謎を解き明かしていく本。
単純に謎の回答を示すのではなく、調べていく過程のドキュメンタリーとなっていて、謎解きの物語としても楽しめる。


新潮文庫
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「気仙沼ミラクルガール」 五十嵐貴久

2016年04月03日 | 読書日記
五十嵐貴久という人物は実は居なくて、様々な作家がこの名前で作品を発表しているのかもしれない・・・と思えるほどバリエーションが豊富。
この作品は森沢明夫が書いたに違いない(笑)。

事実に基づいたフィクションということで、どこが事実でどこが創作なのか分からないけど、いかにもフィクションらしところが事実だったりするからそのあたりは深く考えないで楽しく読めれば良いと思います。
ただ表紙裏のイラストで、リューとおぼしき人の持つギターのストラップ、かなりおかしいんですけど・・・・





幻冬舎
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「お文の影」 宮部みゆき

2016年04月02日 | 読書日記
「震える岩」と同じ系列の短編集。
どの話も宮部みゆきらしく完成度が高い。
京極夏彦と同じ事務所にいるとこの手の話を書きたくなるんだろうか?


角川文庫
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「怒りの一閃」 鳥羽亮

2016年04月01日 | 読書日記
はぐれ長屋の用心棒シリーズ24巻。

怒るのは菅井。
菅井のところに、居合を教えて欲しいと押しかけ弟子が現れる。迷惑気味だった菅井も、だんだん情が移って行くが華町と3人でいるとこを襲われ、弟子の佐々木は命を落としてしまう。
普段クールな菅井が怒りに燃えて復讐を遂げる。



双葉文庫
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