吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

最近の環境行政、保健行政その2

2006-02-07 13:01:44 | Weblog
厨房の温度条件
  厚労省、文科省とも  指導として25℃ 80% らしい
   (らしい というのは我々の世界ではあまり一般的でない)

ある大きな病院を設計させてもらったことがあり、その中に厨房も当然あって、贅沢にもスポット冷房を導入(換気のみの厨房も結構多い)しました
竣工して半年くらい経ったころ、栄養士さんから呼ばれて
「保健所から厨房は25℃にしないといけないと決まっている  」 ・・・と
それからが大変、法的根拠は無いだの、費用は2000万円かかるだの、 
  しぶシブ 納得したようなしないような

そんなことは保健所は知ったことでは無いのだ
時はO157の問題がまだまだくすぶっている頃
なんせ不可能なことをあの人たちはさらっと言ってのける、、しかも我々業者は手抜き扱い
行き当たりバッタリの発言は謹んでもらいたい  ほんとに腸が○○りかえる
愚痴はそんなところにして
厨房のプランを平面的にも見直しませんか建築家さん~
確かに保健所の言い分は最もで  金さえ あればやるさ
熱い厨房機器のそば に肉をおいて、全部使い切ったらいいけれど、余ったらまた
冷蔵庫に戻したりすかもしれない
冷蔵ネタケースを調理場の上に設けるとか、小出し用の食品ブースを設けるとか
ビジネスチャンス 厨房機器メーカーだけにはまかせられない

HACCPだなんだって、結局 流行りをプランさなかに持ち込むのはいいんだけれども、結局は当事者が本当に必要なものを選択してなく、指導だとか保健所がうるさいとかで   ・・・・だから次につながらない

コメント
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