八十路の戯言

写真とつぶやきで綴ります。

流れが激変!

2023-08-09 07:47:42 | 風景

このあたりは毎日のようにウォーキングしている木曾川堤沿いの散策路ですが、

河を挟む両岸は承久の乱の古戦場です。

1221年(承久3年)に、後鳥羽上皇と鎌倉幕府執権の北条義時の幕府軍と対峙、血が流れたであろう場所です。

上掲は2年前の景観です。例年冬になれば多くの渡り鳥(3000羽超)が羽を休めた場所です。

小生の知る限り(30年ほど)は川の景観に特段の変化はありませんでした。

ところが1~2年の間、上流部で大雨が降る度の増水の積み重ねでしょうか?

昨年あたりから湖水のようだった川の水位下がり始め、最近では下に掲載した写真のような夏場の景観です。

対岸などでは頭大の石の堆積が見えるまで水位が減りました。

最近ではサギ類のえさ場に変わりました。

原因は流れの中央部の底に出来た深く抉れた溝に起因するのではないかと思います。(下写真)

溝(幅10~20m? 深さ1~2m)となった見えない部分に激しい水流が渦巻いているという。

岸からは遠くてよく見えません。傍に入った川漁師の談です。

犬山城下流部2km程の間で鮎漁する和船は一隻も川に出てません。

知り合いになった漁師は船底が川底に閊えて全く動かせない!

網漁のできる落鮎漁までは如何ともし難いとお手上げです。

こんな浅瀬になると今冬の水鳥の渡りも期待できません。

こんな河面ですが過日の夕焼けちょっと変わった日没でした。

 

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デジカメ写真って?

2023-08-02 07:14:28 | 風景

写真は文字通り「真を写す」道具と理解している。でも最近何が真実かわからなくなってきました。

以下の4枚同じ光景を写した写真です。カメラの設定や付属ソフトで編集すると・・・

早朝、日の出時間帯に撮影した写真です。

1.撮影時にカメラのオート設定で写し撮った写真です。

以下の4枚は編集ソフトで日の出の空の色を加工(着色?)してみました。

最近の市販画像ソフトではJPG・RAW画像にかかわりなく様々な加工・創作がしやすくなりました。

「写真」はもはや「フィルム写真」時代のように真実を写しこんでるとは言い難い時代ですね。

デジカメは絵画同様、創作美術の道具ですね。

プロ写真家の世界ではもはや画像編集は当たり前、黙して語らずなのでしょうか!

 

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梅雨明け近い?

2023-07-06 11:08:17 | 風景

久しぶり!昨夜来の雨が上がり早朝からの青天です。

涼しい(22℃)うちにと早朝5時から散策です。

葉上に残る水滴

 

「月見草」が萎まず咲いてます 

こんなかわいいカマキリ(10mmほど)が羽化してました。

可愛い小さなカタツムリも!

「コフキコガネ」が徘徊してます。

 

早朝はまだ虫の動きも鈍いようです。予報ではmax36℃まで気温が上昇するという。

最低と最高の温度差14℃今日は砂漠並みの気温かな?

折しも時季外れの黄砂も飛来しているとか?

閉じこもりの一日ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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隠れ里にて②

2023-06-05 07:50:06 | 風景

村内に高層建築はありません。家の前に小川が流れる静かな佇まいの集落です。

「ヤマボウシ」

雪が消えるとともに、さっそく新しい薪を補充、積み上げられました。

 

集落内に残る遺物、ダム建設の拠点地区の名残でしょうか?

森林鉄道があった当時の駅舎と機関車・客車は建設現場への移動に使ったか?

雪深い場所、ラッセル車も残ってます。

食事ができる場所は一軒、移住者が経営されてました。

店内の置物です。イノシシの頭骨でしょう。

こんな蝶・蛾を見かけました。

「ウスバシロチョウ」(アゲハチョウ科)

「オオミズアオ」

この蛾の作る繭の絹糸は釣り糸にも使える丈夫さ、高級織物だったようです。

 

村内に人影もほとんど見えず静かな里でした。

 

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白い世界!(彩雲・風花・霜華)

2023-02-20 15:41:04 | 風景

いっぱいに広がる青空、すっきりと晴れ渡りました。

霧氷の木々の上に虹色の曲がった光芒、初めてです。

 

横合いの木々から風に吹かれて白いものが舞い上がります。この風花が色付きの光芒か?

 

流れてきた白い雲が目の前で染まりました。彩雲です!

動きは速いです。色はすぐ消え白い雲に戻ります。

また白い雲が流れてきました。目の前で青やピンクに染まりすぐに色は薄くなっていきます。

minojiが立っている付近は太陽との位置関係が良かったようです。

色付いた雲は移動するに従い元の白い雲に・・・・。

天気は恵まれましたが、気温はかなり冷え込みました。

ホテルに戻ると、北側の窓には霜華も咲いていました。

 

2月も後半そろそろヒバリが囀り始めました。

春の気配も感じられますがまだまだ気温は低い当地です。

 

 

 

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