渡り鳥の「ジョウビタキ」、拙宅の周辺に縄張りを持つ雄です。
今年で3年目になりますが、朝夕餌をやるようにしています。
(写真はマクロレンズで!)
三年目ともなると可愛さも倍増です。
主な繁殖地はバイカル 湖からアムール流域,モンゴル,ウス リー地方,中国北部,朝鮮などと記されている。
最近は少数ではあるが国内での繁殖例も報告されています。
庭に来る鳥がどこから来るのかはさておき、感心する能力を秘めてます。
(1)越冬に来る時期と北帰行の時期は2~3日のずれで正確です。
メスが(10/20頃)オスは(10/25頃)と1週間ほどズレてます。(毎年)
(2)雌・雄の縄張りはそれぞれ隣り合ってるようです。北帰行直前は一緒にいる姿も見ます。
(3)餌場は人家に囲まれた猫の額ほどの裏庭、梅の木をしっかり覚えています。(ピンポイントを記憶してます。)
(4)餌をくれる人を識別し、餌をもらえる時間には決まった場所にやってきます。(正確です)
(5)自宅外で見かけると「ヒッ ヒッ」と所在をアピール(餌の催促か?)小生が自宅に向かってる時はついてきます。
(6)帽子を被りメガネをかけマスクをしても識別してます。どこで見分けてるのか不思議です。
(7)餌はミルワーム主体ですが、植物性の実(千両・クロガネモチ・ピラカンサス・白膠木)など多彩です。
(8)カメラは多少慣れたようですが嫌がります。(珍鳥が見られるとカメラの放列は大きなストレスを与えてます。)
(9)他人が近くにいると警戒してなかなか餌場には寄りません。近くの見通せる高みで待機してます。
(10)縄張りを決めると状況が変わらない限り死ぬまで同じ場所で越冬するようです。
そろそろ北帰行の時期が近づいてきました。春秋ともに移動はオスが先行(3/25前後)するようです。
そして1週間ほど遅れ4月初旬にメスも姿を見なくなります。
小さい脳味噌にもかかわらず時間観念と記憶力には驚きます。鳥の世界はまだまだ分からないことがあります。
来年で4年目、事故がなければ今秋も姿を見せてくれると無事を期待してます。