さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

Yの3周忌

2008年01月19日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
2005/01/24(月) の日記より

「我流人」「とーてむ」とバンド時代を共に過ごした相棒Y氏が18日 午前5時20分 多臓器心不全により急死・・・。
電話で知らされたのは21日夜・・・。あまりもの突然死ということもあっての遅れての知らせだったが、それを聞かされた僕は、それから2、3時間後まで泣くことが出来なかった・・・。信じられない事と、それを受け入れようとしない気持ちが交差していた。

当時メンバーの一人であるH氏は、「ながっさん! 俺もYさんの歌、歌わせて下さい!」と電話・・・「起きてるから、来いよ・・・。」と彼を呼び、朝方近くまで缶ビール握りしめ、泣きまくった。  「いつでも会えるわ・・・」などと思い、数年前、近くにきて電話があったとき、「今日はしんどいからやめとく・・・」などと彼からの誘いを断ったのが今・・・悔やまれる。

半年前、「なあ、もう一度、いっしょにバンドせえへん?」と誘って「そやなあ・・・」と懐かしい声を電話で聞いたのが最後だった。 俺の部屋には、Yの作った歌がMD2枚に納められてる。
当時の活動写真もある、ビデオもある。 娘の為に作ってくれた歌もある。 いろんな形で、Yの残像がのこっているのだ。

泣きながらH氏と交わした言葉・・・。
「せめて、Yのためにも、これらの作品を大切に保存していくことと、そしてなによりも、歌っていくこと、歌い続けていくことやなあ・・・。」 

苦しかったやろなあ・・・怖かったやろなあ・・・。
最後まで、何を悔やんで、何を思ってたんやろ・・・長いこと会ってなかった俺には、そんなこと知るはずもない。

今年は、今年こそは、バンド再開、ユニット再結成を考えてたとこだったのに・・・。 なあ、もう一回、あの歌ハモらせてほしかったのに・・・なあ、なあて・・・。




Y・・・お前の歌は、俺が歌っていくよ。 ええか?




あの日の日記をそのまま保存しては、Yの命日である1月18日にはこうやって読み返す。 Yが残した名曲「あなたを抱きしめた夜に」は、現在も そっさんと俺とで歌われ生きている。 激しいギターストロークの「Bird」は、いまや俺の曲だというイメージさえライブに来てくれるお客さんにあるみたいだ。

本当に、喜んでくれてるか? もっと上手く歌えってか? わかったよ・・・  
じゃ、またライブで歌うから、横でハモってくれよ!