そこは、たった二間しかないお家。
でも、あなたと二人で暮らすには、何の不便もなく、そこには楽しい生活があった。
あの夜の・・・まるで馬鹿げた映画のワンシーンのような出来事・・・今でも信じられない行動力。
あてもなく列車で移動し続けた5日間・・・やっと見つけたのがこの小さな町。
列車の窓から見えた向日葵畑が、ふたりを導いた。
いま、あなたとよく来たこの丘から、今年も一面の向日葵が見えてます。
ドジな私が何かしでかす度に、背の高いあなたの声が頭の上から聞こえる・・・「ん?どうしたんかなあ~」って。
唯一、そんなあなたを見下ろせるのは、お家の周りに咲く向日葵だけだったね。
でもね、ここからは、そんな向日葵畑も、あなたの眠る公園も見下ろせます。
来年は・・・もしかしたら、ここに来れるのは最後かも知れない・・・。
ごめんね・・・私だって、いつまでもひとりじゃ生きていけないの。
もし、そうなっても怒らないでね。
じゃ・・・駅に戻ります。
暖まらないうちに、飲んでね・・・あなたの好きな缶ビール。
でも、あなたと二人で暮らすには、何の不便もなく、そこには楽しい生活があった。
あの夜の・・・まるで馬鹿げた映画のワンシーンのような出来事・・・今でも信じられない行動力。
あてもなく列車で移動し続けた5日間・・・やっと見つけたのがこの小さな町。
列車の窓から見えた向日葵畑が、ふたりを導いた。
いま、あなたとよく来たこの丘から、今年も一面の向日葵が見えてます。
ドジな私が何かしでかす度に、背の高いあなたの声が頭の上から聞こえる・・・「ん?どうしたんかなあ~」って。
唯一、そんなあなたを見下ろせるのは、お家の周りに咲く向日葵だけだったね。
でもね、ここからは、そんな向日葵畑も、あなたの眠る公園も見下ろせます。
来年は・・・もしかしたら、ここに来れるのは最後かも知れない・・・。
ごめんね・・・私だって、いつまでもひとりじゃ生きていけないの。
もし、そうなっても怒らないでね。
じゃ・・・駅に戻ります。
暖まらないうちに、飲んでね・・・あなたの好きな缶ビール。