さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

知らず知らずのうちに

2008年06月09日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
宇崎竜童(ダウンタウンブギウギバンド)の歌に「知らず知らずのうちに」という、とても素敵なラブバラードがある。 今日はその歌についてではない・・・先日、音楽仲間の女性との会話で同感した話なのだが、知らず知らずのうちに・・・我々日本人は、多大なるお金を毎日使わされていることに気づく。
ガソリンの値上げ、タバコの値上げ、缶コーヒーの値上げから、安いのか高いのかわからんようになってくる携帯電話にかかるお金、税金、そのほかの物価と何から何まで「ちょっとずつ・・・また、ちょっとずつ」値上げされているのだ。
昔・・・1万円札の価値観て、そりゃすごかったのを思い出してほしい・・・なのに今、1万円札を財布に入れてて、何日もちますか? 1千円なんか半日ももたないこともあるでしょう。 ちょっとトイレを借りに入ったコンビニ、目にとまったガムを買ってみる・・・あ、そうや確か電池もなかったっけ? 喉が渇いたし缶コーヒー買っておこう・・・あれやこれやの500円なんだからね。
この国から、コンビニなんかなくなればいい!! 24時間営業のスーパーもなくなればいいんだと俺は思う。 
夜は寝る時間・・・俺はいま夜勤  だけど、本当にそう思うよ。

そういえば今日も秋葉原で狂った男がトラックで路上に突っ込んできて、刃物で何人も人を刺すという恐ろしいニュースがあったな。 自分が嫌になったからって、自殺する勇気もなく、なんで他人を殺すかね? ほんま腹立たしい事件だけども、そんな人間を作り出してしまうシステムだって、「知らず知らずのうちに」出来上がってしまったんだろうな。
1999年7の月・・・世紀末が訪れる・・・なんて言う、「載せたら騙す」 だか「ノスタル・ダムス」だか一時期「大予言」が話題になっては、いざ、2000年になっちゃうと「あ~よかった、何もなかったやん!」と誰もが思ったのだろうけど、何もなかったどころか、形は違ってもこうした恐ろしい時代になってしまったじゃないか。
インターネットが形成する情報化社会の中、いまさらコンピューターをなくすことが出来るか? インターネットの利用は悪いことばかりじゃない、少なくとも俺はうまく利用してると断言したいほどだが、現にそれを悪用しているクズどもが増えているのもたしか、だからといってなくせるか? 知らなければ知らないままですんだかもしれない物のひとつ・・・だが世の中がそれらを常として動いてる以上、もう避けれないのだろう。 携帯電話を未だ持たない人もいる・・・でもこれだけ常識化された日常の中では、持っててもらわないと、すごく不便で迷惑になることも事実あるのだ。 俺が幼い頃、夕飯のおかずがなくて、ご飯に醤油をかけたり、1枚10円の平天(ひらてん)を十字に切っておかずにして食べたりとした経験があった。だがそこまでしなけりゃ生きていけない人っていうのも、いまでは少なくなった。 
いくら貧しくとも、インスタントラーメンくらい食えてるレベルの貧しさの中、そんな人からもさらに小銭を取っていくシステムになっている。 たぶん、これからも・・・そう、「知らず知らずのうちに」

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