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夢歩行虚構団66回目公演に行ってきた。
僕が贔屓しているライブハウス「異空間BarScarFase」のマスターが「だるままどか」の名前で団長を務め、作・演出する作品、今回は序章として影絵と朗読による「ないたあかおに」、本編のお芝居「むせびやま」の2部構成だった。
前回公演と同じく、生演奏・アート・芝居の三つがうまく組み合った作品に仕上がっていた。
不作の秋、山のヌシに供え物を運びに入った村の娘が、ふとした転落事故により踏み入ってはいけないヌシの異界に入ってしまう。 そこで娘はヌシに深い愛情を抱いてしまい・・・と物語りは単純なようだが、今回も不思議な後味を感じながら帰ってきた。 作者はきっと、公演後のみんなからよせられるコメントを楽しみに読むだろうが、今回もまた様々な捉え方、感じ方のコメントが来るのだろう。
自分が感じたことは、「人は狂えるほどに誰かを愛した時、その相手に殺されたいとか殺してしまいたいほどまでに、その気持ちを伝えることが出来るのだろうか・・・。」ということ。 作者はそんなことを伝えたいなんて思っていないかもしれないけれど、ひとつの作品が人それぞれに違った感じ方、捉え方をされてあたりまえで、またそれが作者にとっての楽しみでもあるのだろう。 僕らが彼の店でミュージシャンとして演奏するとき、一曲一曲丁寧にミキシングしてくれる理由は、この夢歩行虚構団の団長・作者・演出家であるというところにあるのだ。
僕が贔屓しているライブハウス「異空間BarScarFase」のマスターが「だるままどか」の名前で団長を務め、作・演出する作品、今回は序章として影絵と朗読による「ないたあかおに」、本編のお芝居「むせびやま」の2部構成だった。
前回公演と同じく、生演奏・アート・芝居の三つがうまく組み合った作品に仕上がっていた。
不作の秋、山のヌシに供え物を運びに入った村の娘が、ふとした転落事故により踏み入ってはいけないヌシの異界に入ってしまう。 そこで娘はヌシに深い愛情を抱いてしまい・・・と物語りは単純なようだが、今回も不思議な後味を感じながら帰ってきた。 作者はきっと、公演後のみんなからよせられるコメントを楽しみに読むだろうが、今回もまた様々な捉え方、感じ方のコメントが来るのだろう。
自分が感じたことは、「人は狂えるほどに誰かを愛した時、その相手に殺されたいとか殺してしまいたいほどまでに、その気持ちを伝えることが出来るのだろうか・・・。」ということ。 作者はそんなことを伝えたいなんて思っていないかもしれないけれど、ひとつの作品が人それぞれに違った感じ方、捉え方をされてあたりまえで、またそれが作者にとっての楽しみでもあるのだろう。 僕らが彼の店でミュージシャンとして演奏するとき、一曲一曲丁寧にミキシングしてくれる理由は、この夢歩行虚構団の団長・作者・演出家であるというところにあるのだ。