さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

2013年06月25日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
7年経過して、定期的な診断も1年に一度にしましょうかと主治医から言われてたらしい。 でも妹は、それでは少し気になるからせめて年に2回の診断をと
希望していたやさきのことだったから、今回は大変なショックを受けている。

兄妹3人の末っ子だった彼女は、3人の中でも一番苦労しながらも一番しっかりた性格。
負けん気の強さは、7年前の抗癌剤治療中、昼間は会社の事務をこなし、夜は回転寿司のアルバイトと、高額治療費のため働いていた。
そのころは、まだ甥っ子も保育園・・・髪の毛が無くなってた母親に気づいていたのかどうか・・・

ただ、今回はいろんな意味でかなり辛いと思う・・・。

家族や職場では平然を繕う彼女も、俺の前では泣きながらこういう・・・「お兄ちゃん、息子にどう話したら・・・」

「母親が病気と闘う姿を、見ておくんやでって言うくらいの気で話さなしゃあないやろな・・・」と俺は言った。

入院するんじゃなく、自宅療養での抗癌剤治療。 隠しても毎日家に居る母親を見てたらすぐにわかること。

母親が病気と闘う姿を見て、最初はショックを受けてうつむくだろう・・・でもきっといろんな事を自分で学ぶだろう。

妹はここ2年間、俺がお世話させていただいてる特養ホームの施設で、日常清掃スタッフの一員として働いてもらっていた。
女が3人以上集まると、つまらぬことでイザコザを起してくれる。 誰がどうした、ああした、ちょっと話をきいてくださいよ・・・ってね。
結局、いがみ合ったり、派閥を作りたがったり、若い子を辞めさせてしまうこともある。 そんな様子を、彼女はいつも「いいかげんにしてよ!」
「文句言わんと黙って今日するべきことをやってよ!」「お金いるから働きに来てるんちゃうのん?」てな具合に、俺が言わんとすることを
代弁してくれてたものだ。 

そう、この仕事がきついだの、時給が安いだの、休みがないだの、そんな甘いこと言ってられる時代じゃない。
なんなと働かないと食っていけない、生活出来ないんだから、他にいいとこあると思うんだったらさっさと辞めてくれ!ってなものだ。
彼女も俺と一緒、中学校・高校時代は朝刊配達をしながら、自分の身の回りのものは自分で買ってきたんだから、甘い考えの人を見ると
腹が立って仕方がないのだろう。 そんな頑張り屋で、真面目なあいつにどうして・・・って俺だって思うよ。

神様? そんなの居てるんだったらなんだってするよ、妹を助けてくれるならね。

俺は俺の出来る位置で、妹を応援し続ける。

そして、俺もつまらんことで弱音を吐かず、働ける場所でしっかり働き、毎日頑張って生きようと思う。

頑張れ!!幸枝!! 目の前で「頑張れ」は言いにくいからここで・・・頑張れ!! 頑張ってくれ!!




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