さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

すかふぇ

2021年04月08日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
2004年7月11日、初めてのソロライブは、当時生駒にあったライブカフェ「BadBoys」だった。40歳で亡くなった相棒の歌を歌っていこうと「ながたたかし」としてソロで歌い始め、BadBoysではマンスリーで歌っていた時期があった。
奈良の情報誌「パープル」にBadBoysのライブ情報が掲載され、それを見たお客さんが時々来たり・・・ま、たいがい音楽仲間や、当時Yahoo掲示板で出会った友達がほとんどやったけどね。

いつだったか、しばらくして大和高田の「ScarFace」からmixiのメッセージだったか直接オファーが来て、どんな店だろうと西島くん(ちゅうねんさん)と怪しいあの扉を開けたのだった。(苦笑)
たぶんスカフェ出演は2005年だったと思う・・・当時は、僕らのようなアマチュアミュージシャンが歌える店なんて殆どなく、いや、ぼちぼちそういう店が出来て来た時代だったかな? 奈良で言うとビバリーヒルズやネバーランドくらいしかなくて、そこそこ上手くなければ出れないというか、チケットノルマがある店ね。そのうち、ScarFaceやPickといった店が出来てきて・・・いまや奈良県内にどれだけあるか・・・『おいおい、本番で練習する気か?』ってな人まで歌える店が増えてきたり。

先日、音楽仲間のみどさんとも話してたんやけど、「ScarFase」はそんな中でも当時から違ってたよねって。 何が違うか?そりゃマスターの大将という人物はじめ、店の独特なコンセプトしかり、何よりも僕らアマチュアミュージシャンをプロ、アマの垣根なく、とても大事に扱ってくれた。 雑談・飲食の時間とライブの時間はきっちり分かれていて、照明のカットアウトからはじまり、複数ブッキングも、アーティスト毎にきちっとステージの始めと終わりの演出があった。
そこには派手な照明もなく、こじんまりとした空間だったけど、張り詰めた緊張感と、無駄のない音響とアーティストが歌う緊張した板があった。 大将(マスター)自身、劇団の脚本家でもあり、アーティストだからだろうか、ミュージシャンがどうあるべきかを知っているし、出演者も個性豊かな、ミュージシャンというより「アーティスト」ばかりだったから、こっちもいい刺激をいつも貰って帰ってた。

早速、自分のいま感じている思いを昨夜メールで送ったら、長文で丁寧なメッセージを送り返してきてくれた。 そこにはいつもの熱い大将の思いが書かれていて、やっと今年、歌い出す決意を固めたところ。

コロナ騒動の中、タイミングを見て歌い出すよ。 もう迷わない。


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