クハ201-156の鉄blog

鉄道全線乗りつぶし記録と撮影記のブログ
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2011-5-21~22 陸羽東線・奥羽本線・北上線・釜石線乗車記

2011年05月22日 | 乗り鉄日記
 奥羽山脈を横切る陸羽東線、錦秋湖が絶景な北上線、「銀河鉄道の夜」のモデルと言われている釜石線を乗りつぶしてきました。

■5月21日
【524T】立川554→西国分寺559
【615E】西国分寺605→武蔵浦和630
【605K】武蔵浦和634→大宮646
【はやて115号】大宮706→仙台847
 震災以来、臨時ダイヤでの運転が続く東北新幹線。福島、宮城、岩手県エリアでは減速運転が実施されており、通常より所要時間が長くなっている。また運転本数も減便されている。

【リゾートみのり】仙台925→新庄1228 
 仙台よりリゾートみのりに乗車。しらかみ、あすなろと違い、みのりはスイッチバックはしない。小牛田より陸羽東線に入線し、奥羽山脈を抜けるように走る。沿線には温泉と名のつく駅が5つ。こけしで有名な鳴子温泉には25分停車し、駅舎にある足湯温泉を楽しむことが出来るがタオルが必要。鳴子温泉を出ると鳴子橋を右手に見ることが出来るので徐行運転。トンネルとトンネルの間からほんの一瞬だが見ることが出来た。この時期は新緑が綺麗だが、紅葉の時期は絶景だと思われる。列車はやがて平地を走る様になり新庄に到着した。

【2443M】新庄1253→大曲1433
 今月2回目の新庄駅。前回は陸羽西線→山形新幹線だったが、今回は陸羽東線→奥羽本線の乗り継ぎ。時間帯も同じであり前回の旅のことを思い出しつつ秋田行きに乗車。車内は横手まで閑散とした状態。車窓もあいにくの雨で暗くどんよりした感じだった。大曲まで乗車し奥羽本線を完乗!

【2446M】大曲1528→横手1545
 大曲から折り返して横手へ。

【736D】横手1614→北上1735
 横手駅は現在改築中で仮駅舎で営業していた。北上線ホームは仮駅舎からすぐの1番線。キハ110の2両が停車していた。側面には大船渡線のドラゴンステッカーが貼り付けられていたが、大船渡線と共通運用なのだろうか。北上線の車窓の見所は錦秋湖。湖畔を走るのではなく湖を渡るように走るところが絶景である。お天気が残念であったが、また機会があれば乗車してみたい路線である。それから地元ネタではあるが立川目という立川の付いた駅名があり親近感がある。

【2541M】北上1747→盛岡1842
 北上線完乗後は宿泊先の盛岡へ!


■5月22日
【はまゆり1号】盛岡842→釜石1104
 盛岡より釜石線直通の快速はまゆりに乗車。3両編成で2両がクロスシート(指定席・自由席)1両は一般のキハ110型の座席配置。クロスシートはなかなかの座り心地。指定席を予め取っておいたが、自由席もそんなに混雑はない感じだった。花巻からスイッチバックして釜石へ。釜石線は海側へ向けて平地を走るのかと思いきや、以外にも山深いところを走って行く。途中の遠野駅はわりと大きめの駅なので乗降客が多かった。また釜石線は「銀河ドリームライン釜石線」という愛称がつけられており、各駅に愛称(エスペラント名)が付けられている。宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」のモチーフになった路線であるらしい。陸中大橋駅手前のΩカーブの実感がないまま定刻通り釜石に到着し釜石線を完乗!

【646D】釜石1206→新花巻1401
 釜石は今回の震災に伴う津波による被災地。釜石駅近くまで海水が押し寄せてきたと言う。折り返しの時間まで甲子川を渡り20分程度歩いてみた。建物の1階部分が激しく壊れており津波による被害だということが一目瞭然。今もがれきが散乱しており、建物のシャッターやガラス、ドアなどは無残にも壊れ泥が入り込み、車が入り込んでしまった建物もあった。空気も少々泥臭い感じ。非常に心が痛む。駅方面に戻り、駅そばを食べて折り返し列車に乗車。帰りは各駅で約2時間乗車して新花巻へ。

【やまびこ260号】新花巻1423→大宮1730
 帰りのやまびこ260号の指定席はほぼ満席。

【1704F】大宮1733→武蔵浦和1740
【1670E】武蔵浦和1744→西国分寺1810
【1781T】西国分寺1807+3→立川1813+3

 今回の旅により、陸羽東線、奥羽本線、北上線、釜石線を完乗しました!