ある専門店で売ることなら右に出る者はいないと豪語する販売担当。製造部門のワーカー時代に好きな販売の勉強を続け販売士1級も取ったらしい。ようやく念願叶い夢見る舞台である売場に立つことができた。商品知識を磨き心理突いた売り込みと押しで実力を発揮!グループNO1販売担当として沢山の客に売り続けていた。
『大バカものはロレックスを売る。天才はロレックス流のライフスタイルを売る。』(トム・ピーターズ)
エンプロイーを知ったのは3年目。単に売るではなく客との接点の中でリレーションシップを高めようという役割だ。客はどんな感情を手に入れ、どうなりたいのか?これさえ分からねば販売はモノとカネの交換、即ち満足のための手段で終わることになる。販売の本質が漸くわかったような気がしたのだった。