「運河の会」東京歌会 於)早稲田奉仕園セミナーハウス 1月12日
1・短歌の素材:
「山茶花の散る寺の情景」「夕闇に閉ざされる百日紅」「枯れた池のほとりの葦」
「歩道に降る雨」「空き家の庭の枇杷の木」「昼過ぎの庭にしめ飾りを焼く」
「庭園の冬桜」「フラミンゴの群れの匂い」
「鷹匠の放ったオオタカの飛ぶ新年の空」
2、主な論点:
「焦点は絞れているか」「読者に伝わるか」「景が顕つか」「古風に過ぎないか」
「結論を先に言っては、一首がだいなしになる」「言葉は的確か」
「挨拶短歌ではないか」「聞きなれたフレーズではないか」
3、会の進行:
・「歌会」はいつもより早めに切り上げ、近隣のレストランで新年会を行った。
・指導者の山内照夫氏が亡くなって3年。会員の努力により、会は継続している。
・新しい指導者を招くという構想について意見を交わした。
・新指導者が来たくなるような、力作を読もうと全員で確認した。