岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「運河の会」かながわサロン:2014年10月

2014年10月15日 23時59分59秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
「運河の会・かながわサロン」2014年10月 於)県民活動サポートセンター


1、短歌の素材:


「顎鬚の主人の酒場」「静まっている湖」「生誕100年の方代忌」「酒のの旨そうな酒場」
 
「台風の前に外階段を掃く」「過去の夢中になった事」」「雨の日を越えて咲くサフラン」

「親指に残った茄子の棘」「台風のあとの秋明菊」「雨の日に帰らぬ人を待つ」
 
「嵐の前の里山」「花束を持って病院へいく少年」。

 
2、主な論点:


「焦点は絞れているか」「表現の工夫の余地はないか」「韻文として成立しているか」

「言葉は適切か」「把握が大雑把ではないか」「読者に意味は伝わるか」「助詞の用法」

「語順は適切か」。


3、会の運営:

・会場の予約、確保、歌会のあとの勉強会のありかたをどうするかについて協議した。

・佐藤佐太郎『帰潮』から1950年(昭和25年)の作品10首を評論。
  映像短歌も臨場感があり、表現力に驚かされた。

・次回もサポートセンターだが、時間に応じて、会員の作品鑑賞、勉強会を行う。



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