「運河の会・かながわサロン」 2014年9月13日 於)サポートセンター
1、短歌の素材:
「喫茶店の間接照明になごみむ心」「バンコクの暗い部屋で受けるマッサージ」
「病む人の声を聞く夕暮」「大木となった柏の木の輝き」「夕焼を背に受けて歩く」
「降板の投手の様子」「隠れ住もうと思った小屋はもうない」「長雨に稔る枇杷の実」
「砂漠のオアシスの様に咲くマリーゴールド」「水道の蛇口に感じる秋」「電話での方言」
2、主な論点:
「一語で結論を言ってはいないか」「事実はあるが抒情がない」「語順は的確か」
「言葉が安っぽくないか」「音訓の語感の吟味」「言葉一つで抒情にの質が変わる」
「カタカナ語、漢語の語感の違い」「初句が唐突ではないか」「助詞の用法は的確か」
「自分の言葉で表現されているか」「読者に伝わるか」
3、会の運営:
・全員が発言し、意見を交換する。
・「第一回北の声」「詩人の聲・岩田亨公演(13回目)の案内状を配布した。
・メンバーの「運河」巻頭詠を批評した。「運河」の一つの新風だろう。
・10月、11月も同じ場所で行われる。
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168-0074
東京都杉並区上高井戸2-4-28
「運河の会」
TEL/FAX 03-3247-1406
見本誌500円切手同封可