岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「運河の会」かながわサロン:2014年9月

2014年09月16日 23時59分59秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
「運河の会・かながわサロン」 2014年9月13日 於)サポートセンター


1、短歌の素材:

「喫茶店の間接照明になごみむ心」「バンコクの暗い部屋で受けるマッサージ」

「病む人の声を聞く夕暮」「大木となった柏の木の輝き」「夕焼を背に受けて歩く」

「降板の投手の様子」「隠れ住もうと思った小屋はもうない」「長雨に稔る枇杷の実」

「砂漠のオアシスの様に咲くマリーゴールド」「水道の蛇口に感じる秋」「電話での方言」


2、主な論点:

「一語で結論を言ってはいないか」「事実はあるが抒情がない」「語順は的確か」

「言葉が安っぽくないか」「音訓の語感の吟味」「言葉一つで抒情にの質が変わる」

「カタカナ語、漢語の語感の違い」「初句が唐突ではないか」「助詞の用法は的確か」

「自分の言葉で表現されているか」「読者に伝わるか」


3、会の運営:

・全員が発言し、意見を交換する。

・「第一回北の声」「詩人の聲・岩田亨公演(13回目)の案内状を配布した。

・メンバーの「運河」巻頭詠を批評した。「運河」の一つの新風だろう。

・10月、11月も同じ場所で行われる。

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168-0074

東京都杉並区上高井戸2-4-28

 「運河の会」

 TEL/FAX 03-3247-1406

 見本誌500円切手同封可



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