かまくら歌会 2020年6月
出詠者18人。全員ではなく希望者が感想批評を出し合った。
「よくまとまっているが、やや平凡な作品」「数詞にこだわって抒情が薄くなったもの」
「暗喩の弱点で言葉の意味が響いてこないもの」「独自性と発見があるもの」
「助詞の用法が的確でないもの」「よくまとまっていて情景が鮮明なもの」
「やや理屈に傾いたもの」「先行する作品を越え切らないもの」
「詞書に頼りすぎて抒情が直接響いてこないもの」「子どもの様子がよく表現だれたもの」
「直喩が的確で情景が浮かんでくるもの」「言葉が混戦しているもの」
「植物の生命力がよく表現されているもの」「感じはあるが、やや日常報告的なもの」
これが僕の作品批評だったが、尾崎主筆の評価とは、そう遠くないだろう。
新型コロナウイルスの終息の見通しが立たないので、こういう形態が当分続くだろう。
来月7月は休会。