岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

霧が丘短歌会 2020年6月

2020年06月24日 16時47分17秒 | 霧が丘短歌会
霧が丘短歌会 2020年6月 by郵送

 今月の講座は、郵送による通信講座となった。2か月休講しての講座だった。

 出詠は12首。生活詠、社会詠、心理詠、自然詠もあった。

 作者の独自性がある。抒情の核心も明確だ。何を感じ、何を表現しようとしているかがハッキリしている。作品に少々難点があっても、重要な核心部分が確立されている。日記的、日常報告的な作品はなかった。

講師が手をいれたのは以下の部分。

「なるべく定型に収める。必然性のない字余りは安易」「言葉の誤用。(香りが旨いなど)」

「数詞にこだわらない。(こだわっているのは作者だけかもしれない)」

「言葉が古風過ぎないように」「確認していなければ推量の形にする」

「言葉が軽くならないようにする」「途中で止めない」「逆に止めた方がよい場合もある」

「語感が悪くないか」「日常語を安易に使わない」

「言葉の重出を避ける」など。

 団地の集会所が使えるようになった。来月からは、通常の講座が再開できるだろう。




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