霧が丘短歌会 2020年6月 by郵送
今月の講座は、郵送による通信講座となった。2か月休講しての講座だった。
出詠は12首。生活詠、社会詠、心理詠、自然詠もあった。
作者の独自性がある。抒情の核心も明確だ。何を感じ、何を表現しようとしているかがハッキリしている。作品に少々難点があっても、重要な核心部分が確立されている。日記的、日常報告的な作品はなかった。
講師が手をいれたのは以下の部分。
「なるべく定型に収める。必然性のない字余りは安易」「言葉の誤用。(香りが旨いなど)」
「数詞にこだわらない。(こだわっているのは作者だけかもしれない)」
「言葉が古風過ぎないように」「確認していなければ推量の形にする」
「言葉が軽くならないようにする」「途中で止めない」「逆に止めた方がよい場合もある」
「語感が悪くないか」「日常語を安易に使わない」
「言葉の重出を避ける」など。
団地の集会所が使えるようになった。来月からは、通常の講座が再開できるだろう。
