「運河の会」かながわサロン 2012年12月 於)県民活動サポートセンター
1、短歌の素材:
「夜の部屋で聞くハイドンのシンフォニー」「死者の気配のする会議」
「ネパールの岩塩」「窓越しの並木をくぐる人に君を思う」
「通過する電車の窓から見える園児らの帽子」「櫨の大木の紅葉」
「近づく足音を身を固くして聞く」「長閑なヘリコプターの音と初冬の空」
「夕闇に人を恋う歌」
2、主な論点:
「纏まりが付きすぎてはいないか」「自分にもっと引き寄せられないか」
「ありふれてはいないか」「表現が甘くはないか」「言葉は的確に使われているか」
「古風に過ぎはしないか」「よくあるパターンではないか」。
3、短歌の学習:
・佐藤佐太郎の『帰潮』の昭和23年(1948年)の作品より10首を選んで鑑賞、輪読した。
4、会員の活動について:
・歌集出版のお祝い。「運河賞」佳作のお祝い。
5、会の運営について:
・来年の全国集会は石川県で行われる。従って、2013年5月の歌会は行わない。