岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「運河の会」かながわサロン:2012年12月

2012年12月30日 22時01分26秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
「運河の会」かながわサロン 2012年12月 於)県民活動サポートセンター

1、短歌の素材:

 「夜の部屋で聞くハイドンのシンフォニー」「死者の気配のする会議」

 「ネパールの岩塩」「窓越しの並木をくぐる人に君を思う」

 「通過する電車の窓から見える園児らの帽子」「櫨の大木の紅葉」

 「近づく足音を身を固くして聞く」「長閑なヘリコプターの音と初冬の空」

 「夕闇に人を恋う歌」


2、主な論点:


 「纏まりが付きすぎてはいないか」「自分にもっと引き寄せられないか」

 「ありふれてはいないか」「表現が甘くはないか」「言葉は的確に使われているか」

 「古風に過ぎはしないか」「よくあるパターンではないか」。


3、短歌の学習:

・佐藤佐太郎の『帰潮』の昭和23年(1948年)の作品より10首を選んで鑑賞、輪読した。

4、会員の活動について:

・歌集出版のお祝い。「運河賞」佳作のお祝い。

5、会の運営について:

・来年の全国集会は石川県で行われる。従って、2013年5月の歌会は行わない。



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