岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

霧が丘短歌会:2012年・歳晩

2012年12月31日 23時59分58秒 | 霧が丘短歌会
霧が丘短歌会 12月25日(火曜)(於)団地集会所


1、短歌の素材:

「冷たい洛陽の風」「廃校の庭を埋める皇帝ダリア」

「さざんかの花弁の薄明かり」「湯がいた食用菊」「林檎を売る教え子」「食用菊の香り」

「博物館の陳列の鏡」「故郷を想う歌」「曇天の窓より見える雪明り」

「冬木立から聞こえる鳥の声」「冬の休日」「草原に揺れる芒」「老い人の境地」

「公園の落ち葉に差す光」「枯れた芒の綿毛」「除夜の鐘を待つ心境」

「張り絵のような紅葉」


2、主な論点:

「漢字の表記に工夫の余地はないか」「必然性のない字余りは避けた方が良い」

「言葉が的確に使われているか」「挨拶短歌にならないように」「区切れは1か所」

「言葉の遣い方に無理はないか」「『べ』は語感が悪くないか」「漢詩風では一首が台無し」

「読者に伝わるか」「結句で一首の成否がかかる場合が多い」

「言わなくてもいいことを見極める」「一首に色々詰め込まない」

「言葉の些細な事に気配り」「言葉を飾らない」。


3、会のあり方:

・一泊がかりで来る会員、自動車で遠方より来る会員。そういう熱心さが会を盛り上げている。

4、会員の募集について:

・引き続き、参加できる会員、添削会員、通信会員を募集中。

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会員募集:添削会員、郵送による参加、それぞれ募集をいしています。

 連絡先:090-8017-9217
                 岩田携帯




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