岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「運河の会」かながわサロン:2012年10月

2012年10月24日 23時59分59秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
「運河:かながわサロン: 於)県民活動サポートセンター


1.短歌の素材:



「晩夏の風」「マントラを唱える山伏」「秋海棠の根方の鈴虫」

「溶岩の裂け目のヒカリゴケ」「海へ続く尾根道の栗鼠」「英単語で思い出す亡き人」

「山原を覆う穂すすき」


2.主な論点:

「言葉は適切か」「比喩が生きているか」「読者に意味が伝わるか」

「漢語が一首の中に溶け込んでいるか」「表現が曖昧ではないか」

「印象が鮮明に出ているか」「オノマトペの是非」「結句が弱くはないか」

「手垢の付いた言葉は一首を俗にする」


3.会のもち方:

1.研究会のようになって、作者が一人ひとりが考える為の材料を持ち帰る。これは出席者への宿題である。

2.佐藤佐太郎の『帰潮』の合評は、昭和23年(1948年)の作品から8首を扱った。

3.11月も「県民活動サポートセンター」で歌会を行う。





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