岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「星座α」の創刊に参加しました

2010年07月21日 23時59分59秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
この4月。雑誌「星座α」が創刊され、僕も参加することになった。これで、「運河」「星座」「星座α」と三つの雑誌に「所属」することに。僕の中ではそれぞれの位置づけが異なっている。そこで、この場を借りて整理しておきたい。僕の備忘録だ。

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・「運河の会」:長沢一作代表。「斎藤茂吉と佐藤佐太郎の歌論と実作に学ぶ」のを共通目標とした「短歌結社」。「運河東京歌会」「運河かながわサロン」の二つの歌会に毎月出席している。

 ことに「運河かながわサロン」は参加するようになって、10年以上になる。今の僕の「短歌観」はここで鍛えられた。

 「運河東京歌会」は今年3月より参加するようになった。運営の仕方が「神奈川サロン」と多少違うので、大いに新たな刺激を受けている。


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・「星座の会」:かまくら春秋社という出版社の発行する総合文芸誌。尾崎左永子主筆。雑誌の形態としては、与謝野晶子の「明星」(特に「第二次明星」の目指したもの)に近い。

 「美しい日本語を」というのが、会の目的で浪漫派の会員もいるので、これも僕にとっては大きな刺激。僕自身の心つもりとしては、「茂吉・佐太郎の歌論と実作をもとに実験作を試みる場」と考えている。

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・「星座α」:尾崎左永子主宰。「佐藤佐太郎の心をつぐ」というのが目標。まだ発足間もないので、内容などはこれから詰めていくものが多いが、「運河」「星座」とはまた違う環境に身を置くことで、新しい刺激を受けて行く積りだ。

 作歌にとって、刺激を受ける環境は多い方がいいと僕は思っている。それがひとつ増えたということ。「心をつぐ」のだから、様々なことを試みたい。主題のある歌。重量感のある歌。それらが自然ににじみ出るような歌。これをさしあたっての目標として行きたい。

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 三つの雑誌の「事務局」の住所。

1・「運河の会」:168-0074 東京都杉並区上高井戸2-4-28

2・「星座の会」:248-0006 神奈川県鎌倉市小町2-14-7
                   かまくら春秋社内「星座の会」事務局

3・「星座α事務局」:248-0003 神奈川県鎌倉市浄明寺3-8-31
               石窯ガーデンテラス2F




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