岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「運河の会」東京歌会:2013年6月

2013年06月11日 23時59分59秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
「運河の会」東京歌会 :於)早稲田奉仕園セミナーハウス


1、短歌の素材:


 「肉じゃがを得意料理とした亡き夫」「山路の途中で雷鳥と視線を合わす」

 「水際の岩盤を叩く激しい波」「初恋の人と告げられた高齢者」

 「密かに実を結ぶ山椒」「水面を窺うアオサギ」「無花果が実を結ぶ六月半ば」

 「繁る黄菖蒲の輝」「ドクダミの不透明な白」「幼いころ亡くした弟の回想」

 「亡き夫の骨を拾う悲しみ」


2、主な論点:

 「古風に過ぎはしないか」「結句に工夫の余地はないか」「下の句を倒置にしたらどうか」

 「川柳的ユーモアは軽い」「下の句に工夫の余地はないか」「言葉が的確か」

 「副詞的語句に工夫の余地はないか」「結句が浮いてはいないか」


3、会の運営について

 ・欠席者は会場維持費を払う。

 ・急に出席出来る場合は、係にEAXで詠草を送る。

 ・批判はいいが、言い争いはマナーとして不適格(歌詠みの資質に関わる)。

 ・山内照夫氏の亡きあと、会を皆で支えて行く。



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