かまくら歌会2020年5月。
3月4月と休会だったが、5月は詠草をメールで参加者に送り、感想批評を全員に返信するという形で行われた。参加者は19名、全19首の感想・批評を返信したのが6人。「星座α」に移らなかった参加者が、自分の入っている短歌会とはレベルが違いますね。と言うほどの秀作が揃った。
僕は尾崎主筆から直接教わったことを基準に批評したが、S先生という部外者の基準を持ち込む参加者がいて、わかっていないなと思った。全員が「星座α」の尾崎主筆を師と仰いでいるというが、尾崎主筆が後進に残しておきたいことがわかっていない。
「星座α」は佐藤佐太郎の心を継ぎ、尾崎短歌の進展を計るのが目的。S先生がはいる余地はない。せめて尾崎主筆の盟友「運河の会」の5人の創立メンバー、長澤一作、川島喜代詩、田中子之吉、菅原俊、山内照夫の5人の佐太郎の直弟子の評価基準で批評すべきだ。
僕は尾崎主筆が体調が悪くて「星座かまくら歌会」で歌会を仕切って欲しいとの葉書が尾崎主筆から届いたことがある。引けない一線がある。
「星座α」に移らず「星座α」の会員の作品が、自分の短歌会とはレベルが違うといった年配の参加者が、相談もなしに作品批評のまとめを作成し、それを全員に郵送して終わりにしましょうという提案があったが、それは止めた。尾崎主筆の思いとかけ離れると思ったからだ。
「作品批評を各自がプリントアウトして、作歌の糧としましょう」と提案した。
6月はどうなるかわからない、だがこのスタンスを僕はくずさないで行こうと思う。