岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「運河の会」東京歌会:2014年3月

2014年03月13日 23時59分59秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
「運河の会」東京歌会 3月9日 於)早稲田奉仕園セミナーハウス


1、短歌の素材:

 「身の内を透くような午後の日」「幾人も殺して教えという心の闇」「石段の上の日光」

 「肩の痛む朝に見たクレーン」「本を読んで心を癒す」「寒稽古に励む剣道の少年」

 「雑貨屋の前で携帯電話に怒鳴る男」「夕暮の桜並木を上りゆく」「寒空の飛行機」

 「漫画本になった『病状六尺』をタブレット端末に読む」

2、会のもち方:

 ・今回より佐瀬本雄代表が、指導者として出席することになった。

 ・そのせいか普段より、内容が濃密だったように思う。


3、主な論点:


 「下の句で一首の内容が曖昧になっていないか」「助詞の接続は適切か」

 「意味が通じるか」「単純化出来ているか」「言葉がマッチしているか」

 「細かすぎないか」「整理出来ているか」「常套句になっていないか」

 「助詞の選択は適切か」「全体が曖昧になる原因は何か」「言葉の繋がりに無理はないか」



4、会の終了後:

 ・佐瀬本雄氏の作品が「現代短歌新聞」に掲載された。

                 紹介されたが、ほとんど全員が読者だった。

 ・佐瀬本雄氏を囲んで、懇談会。「文学談義」「政治談議」に花が咲いた。




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