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梅雨明け前後に思う:②新型コロナウイルスのことなど

2020年08月02日 14時00分12秒 | 政治経済論・メモ
梅雨明け前後に思う:②新型コロナウイルスのことなど


 新型コロナウイルスの感染拡大が第二波を迎えたと報じられている。今現在の問題点をまとめてみた。

1、検査体制。
 
 数少なくない国が、PCR検査を徹底的に実施して、ウイルスの封じ込めに成功している。
 
 対する日本政府の、検査体制にな疑問が多い。PCR検査の検査数が驚くほど少ない。世界50位ほどの少なさ。東京の世田谷区では「いつでも、どこでも、何度でも」を合言葉に検査体制を充実させ、陽性反応の患者を保護している。「世田谷方式」と呼ばれる。一地方公共団体に可能ならば、国全体でも出来ない訳はないと思う。

2、GO TO TLABEL。

 これは国内旅行を活発化して経済をまわそうという経済政策だ。しかしこの経済政策が、ウイルスの感染拡大を呼び込むのは容易に気づく。沖縄は医療現場が逼迫するほど感染が拡大している。沖縄の現在の主要産業は観光産業だが、それがかえって、感染地域からウイルスを持ち込んでいる。ここは観光業者への、公的機関からの、所得補償の必要性を増すマス明らかにした。
 この経済政策は全国へウイルス感染を拡大するのは明らかだろう。ネット上の情報によれば、政府与党の幹事長が観光産業の業界団体から巨額の政治献金を受けている。経済や政治資金が原因で、この国の人々の命を危険に晒すのはゆるされない。

3、ガーゼマスクの無料配布。

 感染拡大に無料のガーゼマスクが無料配布された。通称「アベノマスク」と呼ばれる。これの評判がすこぶる悪い。政府の言い分は洗って何度も使えるからと言うことだった。しかし、カビが生えている、ノミの死骸が付着しているなどの問題点が指摘された。「アベノマスク、カビマスク、ノミノマスク」とさえ呼ばれた。

加えて、マスクを製作した受注企業の一部が、安倍首相の地元苦行であったり、公明党支持者おそらく創価学会の受任者であったりした 。

 再度の配布が企画されたが中止になったようだ。元安倍首相も気づいたのだろう。首相自身も不織布製のマスクを着用するようになった。やっと問題点に気づいたようだ。




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