小学生がGマークを受賞した意義は大きい。しかし、Gマークがどれだけ価値のある賞なのか知られないことには、ほめていただける意味もありません。というのも小学生にGマークを受賞すること自体???なのですから。
デザイン界では、杉は注目されている素材らしいのです。杉と言う素材を使いたいというデザイナーの感性をくすぐる仕掛けをこれからも打って出たいと思います。
今回の杉コレクションは、「普及」をテーマにしています。つまり、商品として、製品として完成形に近いものを一次選考で選びました。Gマーク受賞を含めて私たち動きが、宮崎の木材、林業の動きの微力なれば幸いです。
先日、秋田に行ってきました。秋田の公立大の先生も宮崎の動きに注目していると話をしていました。しかし、秋田は、伝統技術がしっかりしていることもすごいですね。しかも、新しい技術を開発する意欲の職人気質にただただ脱帽です。
秋田の生産拠点を地元に置き、販売を首都圏に比重をかける手法は、学ぶべきシステムでした。
首都圏での宮崎木材の情報発信をなんとしても確立しないと後手後手になってしまうような気がします。
木材コーディネーターのような方がいて、消費者と木材を結びつけるシステムが必要な気がします。わたし的には、多くの人数ではなく、パワフルある方が数人で十分だと思います。
Gマークが受賞できて「ほっ」としているのが本音です。