海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

五輪後の中国  コンビニ経済論

2008年08月18日 23時55分52秒 | 経済・社会
さあ、五輪ももう中盤からクライマックスへ差し掛かってきた。

多くの人の関心は、五輪後の中国経済だろうか?

前回、北京五輪は、中国のメンツをかけて、万全の体勢で成功に導くと予想した。とにかく、中国首脳には、五輪成功が、至上目的になっている。

五輪自体は、成功するだろう。

しかし、それよりも失うものが大きいかもしれない。

一番恐れることは、中国への資本の引き上げ現象だろう。「次は上海万博だ」と幾らのろしを上げても、投資家が踊らないのだ。


さて経済はどうだろうか?現在でも、日本の経済は、失速の感があるが、もっと出てくるかもしれない。

海杉は、コンビニが、日本の経済をよく表していると思っている。田舎のコンビニもどきでは、とても太刀打ちできない。

よく見て欲しい。

中国製品で溢れかえっていたものが、すっかりなりを潜めてしまっている。

まずは、「食玩」あれだけ、何にでも付いていた物が、ほとんど見かけなくなった。日本の技術と中国の生産体勢が生み出したものであるが、ほとんどみかけない。

コンビニに銀行ができた。お金を取り扱うATM機能である。

エコだと言い、電力を抑えるためにLEDの電灯に切り替え始めた。

オセロの駒のようにはっきりとその動向がわかるのだ。売れないものは、すぐに商品棚から無くなり、日本人として必要な最低限のものは、必ず置いてある。

じっくり見ると凝縮された日本が其処にある。

日本人が一番知りたい情報の見出しが一番多く最新で並んでいる。本棚。しかもこの情報は、厳選されたものばかりで、日本人が一番多く読んでいるもの順に数も多く並べてある。

株、旅行、ファッション、スポーツ?とにかく情報が凝縮されているのだ。

そうでなくては、コンビには成り立たない。

コンビニを眺めるだけで中国の経済の動きまでわかるのだ。