海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

鳥居のお礼状

2008年03月07日 14時20分22秒 | 鳥居
鳥居専門店を始めて、よかったなあと思うことが、いくつかあるが、一番うれしいことは、お客様に喜ばれるということだ。

写真は、広島のお客さまでした。

山の鳥居を何とかしたいというお電話でしたので、鳥居の建立のお手伝いをさせていただきました。

ハガキには、「初午に間に合いました」と書いてありました。

鳥居を守る人にによっては、初午は特別な日でもあります。


鳥居が出来るまでには、材の手配、大工、木材処理、下地処理、発送とさまざまな人がかかわります。お客様に喜ばれる鳥居専門店でありたいと思います。

地方自治の行方

2008年03月06日 00時38分44秒 | まちづくり・ボランティア
地方分権が上手くいかないらしい。

どのようにすれば、上手くいくのだろうか?

海杉は、海杉なりの答えを持っている。

民主主義が、根付くには、人々がさまざまな経験をしなければならない。多数決が民主主義ではない。名もなき、多くの民衆の考えが、政治や社会のシステムに反映されることが、民主主義の原点だ。人々は、平和を願い、社会や生活の安定、個々の幸せを願う。

海杉は、今の日本の地方分権は、欠けているものがある。都市だけで日本という国が成り立っているということを考えている人も多い。

話を変えてみよう。

小さな村のある雑貨屋には、売れる商品が2つ置いてある。石鹸と歯磨き粉だ。毎日、売れる。結構、利益率がいい。とにかく売れる。歯ブラシやタオルも置いてるけれど、せいぜい、1週間にひとつくらいだ。他のものも1ヶ月にひとつだろうか?

雑貨屋の店主は、それだったら、店を石鹸と歯磨きのみにしようと当然、考える。
実際に石鹸と歯磨き粉だけしか置かなくなった。

すると途端に売り上げが落ちていく。石鹸や歯磨き粉で利益が出ているのに運転資金がすら、間に合わなくなる。

商売をしてる方なら、誰でも知っていることだ。雑貨屋が雑貨屋ではなくなれば、雑貨を買いに来る人は、次第に足が遠退く。当たり前のことだ。

商売人は、「損して徳とれ」と言う言葉を大切にしてきた。

地方分権も同じことが言える。日本という国も大都会が全てではない。お互いにないモノを補完しあいながら、成り立っている。

人間の体でも同じだ。脳が大切だからと言って、手足を切り落とすことは、誰も考えないだろう。

高千穂鉄道の復活

2008年03月03日 22時09分13秒 | まちづくり・ボランティア
長い時間が過ぎたような気がする。

待ちに待った日が、ついに来た。

日之影の方から私に電話が入った。

私達のトロッコを日之影のイベントで使いたいと言う話だ。

正直「嬉しい」

2年越しの想いがようやく、通じた。

押し付けは、ダメだ。よく自分でもわかっているつもり。でも、ボランティアは、何かと押し付けたがる。どうでも、良いことまで…。

まちづくりと称して外部の人がドカドカと他人の家に入り込むようなそんな、ボランティアもどきをいくつも見てきた。そんな方は決まって自覚がない。よく見ると自分のためにやっていることがある。反吐がでそうだ。

有り難いことに海杉の周りには、そんな人はいない。

純粋な人ばかりだ。海杉も本当に心が和む。

上崎のプロジェクトから、4年の歳月が経っている。

橋が出来て終わりではない。池に投げた石の波紋のように次々と広がっていく…。

人の輪がまた広がる予感がしている。

写真は、杉トロッコの模型。