2008年03月04日11時55分
米大統領選で民主党候補の指名争いを続けるバラク・オバマ氏を「オ・バ・マ」という同音の縁で熱烈に応援していた福井県小浜市の市長あてに3日、同氏か
ら手紙が届いた。支援に感謝する内容で、4日午前、同市が発表した。これまで2度にわたって、市長の親書を付けて、伝統産業の若狭塗箸(ぬりばし)や「必
勝だるま」を贈ってきただけに、「熱い思いが通じた」と市は驚喜している。
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オバマ氏から届いた感謝の手紙=福井県小浜市役所で |
手紙は2月21日付。オバマ氏の名が印刷された封書で、小浜市役所内の村上利夫市長あてに届いた。
「私たちの共通点は同じ名前以上に、同じ地球において共通の責任を分かち合っていることだと思います」などと記され、「両国の友情を大切にしつつ、より
素晴らしい、より自由な世界の実現を約束しあおうではありませんか」と結び、演説で人気を集めるオバマ氏らしい雄弁さをうかがわせている。末尾に「あなた
の友人」と日本語で書かれ、本人の直筆とみられる青色のサインが入っている。
一昨年末のニュース番組で、オバマ氏が同市を知っていることがわかり、応援が始まった。昨年1月には、活躍を祈念する親書と若狭塗の夫
婦箸、市紹介のDVDなど5点をワシントンの事務所あてに送付。予備選が盛り上がる今年2月25日には、予備選勝利を願う「必勝だるま」(直径10セン
チ、高さ7センチの漆製)と2度目の親書を送っていた。市民有志も「オバマ候補を勝手に応援する会」を結成。テキサスやオハイオで予備選がある今月5日
(日本時間)には市内の施設で「応援の集い」を開き、そろいの法被や「I LOVE OBAMA」の必勝はちまき姿でCNNの開票速報を見守ることにして
いる。
横手市大町の老舗「旅館平利(ひらり)」はひな祭りの3日、米大統領選の民主党候補指名争いで苦境のヒラリー・クリントン氏を応援する「平利栗きんとん」サービスをスタートさせた。今月いっぱい、女性客に手作り栗(くり)きんとんを無料で提供する。
「ひらり」つながりで親しみを感じた6代目おかみの平田容子さん(57)が、ペットの犬の種類(チョコレート色のラブラドルレトリバー)や、猫の名前(ソックス)がヒラリー氏と一緒だったことでさらに共感を覚えて企画した。
米国各州の指名争いで連敗したヒラリー氏。日本でも、福井県小浜市や長崎県雲仙市の小浜温泉でライバルのバラク・オバマ氏へのエールが声高にうたわれ、
旗色が悪い。そうした中、4年前の旅館全焼という逆境から立ち上がり、料亭という新たな形で家業を復活させた立場で「ヒラリーさんも最後まで戦い抜いてほ
しい」とエールを送る。
「平利栗きんとん」は、料理長の濱野伸吉さん(52)が腕によりをかけた。甘いサツマイモと栗にさらっと抹茶を振りかけた大人の味に仕上がっている。
保守記事.286-13 変なところで盛り上がっている