週が明けても真夏日ベタ凪~な日が続いてます沖縄島です。
風向は北寄りで秋っぽい感じがしないでも……。
いや、しません。陽光ガンガンですから…。
『北風と太陽』のように太陽の勝利って感じです。
って、季節がまったく違うけど。
それはともかく、綺麗なサンセットも見れた本日でした。
風は北東。快晴。
〈ベラ科カンムリベラ亜科ノドグロベラ属セジロノドグロベラ(Macropharyngodon negrosensis) 12年7月26日 沖縄島安和〉
画像はまだ幼魚。
性的二形をもつ魚は雄の形態が基準となって和名がつくことが多いようなような印象。
でも本種は…。
体の上部と背鰭が白っぽいのが、本種の和名の由来。
それは雌と幼魚の特徴。
だから、この子は和名の由来をしっかりと身に纏っています。
一見だけでスルーしがちな魚ですが、なかなかに綺麗な被写体です。
観測史上最強クラスの…、50年に一度の…、外出は控えて…、なんて前評判のすごかった台風15号もようやく去ってくれました。
我が家に関しては特に被害なし。
まあ、後片付けにいろいろと忙しかったですが。
本日もまだ風は強め、うねりありあり~なやんばるです。
風は強めの南。曇のち晴れ、一時強雨。
〈ベラ科モチノウオ亜科ホホスジモチノウオ属ヒトスジモチノウオ(Oxycheilinus unifasciatus) 12年7月19日 沖縄島安和〉
画像は幼魚。
たぶんこの子は嫌がってるんでしょうけど、ヒラリと翻る姿が決めポーズみたいに思えたり…。
学名種小名は、『uni=1』・『fasciatus=包帯あるいはハチマキ』
成魚尾柄部の白帯のことでしょうか。
この子はまだ巻いていません。
代わりにそこにはエメラルドの飾り付け。
尾鰭近くだから、ペディキュアってところかな。
ドンヨリ空模様に低めの最高気温、やや寒~い一日だった本日の沖縄島です。
でもまあ、体が慣れてきたのかそんなに寒さを感じなかったり…。
鈍感になってるだけかもしれませんが…。
風は北。曇、そして曇…。
〈ベラ科カンムリベラ亜科ソメワケベラ属ホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus) 11年11月24日 沖縄島安和〉
画像は幼魚。
誰もが知るクリーニングフィッシュ。
相利共生の掃除共生魚ですね。
ベラ科ですので、雌性先熟の性転換魚。
雄は広い縄張りをもち、その中に複数の雌を従えてハレムを形成する魚でもあります。
頭をやや下げながら後部を上下させて、『クイクイクイ』って感じで泳ぐのが特徴。
単体で撮ろうとすると、この動きのせいでピントがカチッとこなくて、意外と手強い被写体です。
予報では曇空だったはずなんですが、実際には日焼けまっしぐらな空模様になった本日の沖縄島です。
インターバルでは、最初はポカポカで気持ちよかったんですが、そのうち暑くて…汗がにじむ…って感じでした。
もちろん大歓迎な天気ですが。
ところで今日、本部港の沖で不発弾の処理が行われました。
で、もちろん本部半島海域では潜らず、恩納村で潜ってたんですが…。
午前11時30分頃、水中に『バッシューン』って感じの迫力ある音が響き渡りました。
あれって不発弾の爆破音だったのかなぁ?
新聞によると不発弾の総重量は163.2㎏だとか。
もしあの音がそうなら、本部港から万座毛まで響く威力に、あらためてビックリ……。
風は東。晴天。
〈ベラ科カンムリベラ亜科イトベラ属イトベラ(Suezichtys gracilis) 11年11月2日 沖縄島安和〉
沖縄島付近に前線停滞中にて、不安定な空模様だった本日。
でもまあ風は強まることはなく、ダイビング的には特に問題もなく、浅場にややうねりありって感じの一日でした。
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風力発電の風車は、普段よく目にする回転軸が水平のものと、フレームだけの円柱みたいな姿の回転軸が垂直のものがあるのだそう。
水平軸型は発電効率はいいけど、接近させて並べることができないのだとか。
米カリフォルニア工科大学が行った垂直軸型の実物風車6基を用いた野外実験によると、単独での効率はおとるものの、同じ面積に設置できる数が大幅に増えることがわかったのだそう。
さらに、となりあう風車の回転方向を逆にすると発電効率がよくなり、単位面積あたりの発電量は水平軸型の10倍に達するのだとか。
ところで、この風車を逆に回す発想、効率よく推進力を生む魚の群泳から得たのだそう。
って記事を読んで、魚の群泳にそんな効果もあったことを知りました。
もしこの先、垂直軸型風車があちらこちらに設置されるようになったら、それを見るたびに群れ泳ぐ魚のイメージが浮かんでしまいそうです。
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風は南西~西。晴れたり曇ったり、小雨が降ったり。
〈ベラ科モチノウオ亜科イトヒキベラ属クロヘリイトヒキベラ(Cirrhilabrus cyanopleura) 11年10月6日 沖縄島安和〉
画像は幼魚です。
北寄りのやや強めな風の日が続いてます沖縄島です。
ただポイントは、相変わらず普通に凪いでます。
まあ、凪いでるポイントを選んで潜ってるわけなので、当然ですが…。
青空は見えるけど日差しは乏しい…、今日はそんな空模様。
けど時間と共に太陽が現れ、傾く時刻には西の空に夕日、東の空に虹…なんて光景も見られました。
風はやや強めの北~北東。曇のち晴れ間。
〈ベラ科モチノウオ亜科イトヒキベラ属ツキノワイトヒキベラ(Cirrhilabrus lunatus) 11年9月8日沖縄島ホーシュー〉
画像は幼魚。
成魚雄相の尾鰭を月の輪に見立てたのが、和名の由来だとか。
種小名にもラテンの月が…。
なんて考えながら画像を眺めてると、この子の地色も月色に見えてきたり…。
なにはともあれ真夏日だった本日の沖縄島です。
いやぁ~もう、灼熱~って感じの日差しでした。
久しぶりの灼熱感じだったので、こんな陽光もいいなぁ…て思えたり。
ついでに綺麗なサンセットで、それもいい感じ…。
風はゆる~い南東。快晴。
〈ベラ科カンムリベラ亜科キュウセン属ムナテンベラ(Halichoeres melanochir) 11年8月11日 沖縄島新里〉
画像は幼魚。
背景はオニヒトデです。
住処は茨の家、というか体長比からいうと茨の館ってところでしょうか。
まあ、ここにずっと住んでいるわけではないでしょうが。
ダイバーには嫌われ者的なオニヒトデですが、この子にとってはとりあえずの守護者って感じでしょうか。
週末とはうって変わって…って昨日書いたばっかりですが、さらにその昨日とうって変わって気持ちいい青空になった本日のやんばるです。
普通にウエットで潜ってると、一緒に仕事したインストラクターに
「寒くないのか? 大丈夫か?」
って何度も聞かれました(もちろん聞いてる方はドライスーツ)。
でもねえ、これだけ気持ちいい天気で水温21℃なら僕的にはまったく寒くありませんって感じなんですが。
もうウエットですよねぇ…。
今日は二十四節気の清明。そして沖縄では浜下りでした。
まあ自分は毎日ビーチに下りてますが…。
風は北~北東。晴天。
〈ベラ科モチノウオ亜科モチノウオ属未同定種(Cheilinus sp.) 11年2月2日 沖縄島安和〉