曇ベースですが、思ったより日差しも浴びられた本日のやんばるです。
風は南寄りで、曇っていても暖かな感じです。
海も凪続きで気持ちいい日が続いてます。
風は南東~南。曇ときどき晴れ。
■■
『ここではきものをぬいでください』
この文章については、ちょっと置いておいて…
■
『弁慶』といえば、『武蔵坊弁慶』ですよね。
僕的には、空海と並ぶくらい有名なお坊さんではないかと思えるのですが。
まあ、弁慶をお坊さんのカテゴリーに入れて良いのかどうかは微妙ですけど。
豪傑の代名詞で、源義経に最後まで仕えた従者…というイメージですが、これは『義経記』という軍記物語のなかの弁慶のイメージ。
あるいはこれをもとにしたテレビドラマや映画や漫画のなかの人物像なのだそう。
歴史書の『吾妻鏡』や史実をもとにした軍記物語の『平家物語』などでは、実は弁慶はその他大勢の一人なのだとか。
つまり僕たちが普通に思い浮かべる弁慶像は、義経を助けた何人かの人物が合成されて誇張されて伝説化したものということのようです。
それでも弁慶は魅力的な人物。そのせいか、僕たちの身近に弁慶に因む言葉がいくつもあります。
『内弁慶』や『弁慶の泣き所』とか、『立ち往生』も『弁慶の立ち往生』が由来だとか。
さらには『弁慶ぎなた式』とか…。
『弁慶ぎなた式』とは『ぎなた読み』ともいわれ、「弁慶が薙刀を持って刺し殺した」という文を「弁慶がな、ぎなたを持ってさ、し殺した」と区切りを間違えて読むこと。句読点の付け方や息継ぎの仕方で同じ文章が違う意味に変わることの例え。
で、冒頭の文章に…
■
『ここではきものをぬいでください』
この文章を
『ここで、履き物を脱いで下さい』と読みました?
それとも
『ここでは、着物を脱いで下さい』と読みました?
■■
さて…
〈ハゼ科ハゼ亜科イレズミハゼ属ベンケイハゼ Priolepis cincta 18年3月22日 沖縄島安和グスク〉
学名種小名は『帯を締めた』の意。
頭から体全体にある明瞭な横帯のことなのでしょうね。
たくさん帯を締めてますね。
〈同種同個体 同日 同ポイント〉
ところで、どの辺りが弁慶なのでしょう。
豪傑な性格なのでしょうか…。