1月の最終日は、かなり寒~い感じになりましたやんばるです。
といっても平年並みなのですが…。
しかも週の後半に向かって、気温はまた上昇していきそうな予報です。
2月に入るのに、今年の冬は暖かい日が多いような印象。
水温もまだ23℃。これがボトムなわけはないでしょうけど。
もっとも水中ではザトウクジラの『ソング』が響いていて、冬を感じたりもしてますけど。
風は北東。曇、時々晴れ。
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その昔、アラブ人がクレタ島で考案した砂糖菓子がありました。
それが11世紀に十字軍によってヨーロッパに持ち帰られ、16世紀にカトリーヌ・ド・メディシス(フランス王妃)によってフランスにもたらされたのだそう。
その菓子とは、キャラメル。
というわけで…
〈イロウミウシ科イロウミウシ属キャラメルウミウシ Glossodoris rufomarginata 17年1月4日 沖縄島安和〉
画像は幼体。
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日本で最初のキャラメルは、森永西洋菓子製造所(現在の森永製菓)が1899年(明治32年)に製造したのだそう。
そしてあの〈ミルクキャラメル〉は、1914年(大正3年)に発売されたのだとか。
当時は高級菓子で、土産品に最適とされていたそう。
さらにポスターには、煙草を投げ捨ててキャラメルを手に持つ紳士が描かれていて、『煙草代用』というコピーが掲げられていたのだそうです。
紳士のための禁煙グッズ、〈禁煙パイポ〉のような感じだったのでしょうか?
あっ、〈禁煙パイポ〉ってもう死語かな…。
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さて…
本種の学名種小名は『赤く縁取られた』の意。
画像の幼体にはまだありませんが、成体の背面は赤茶色で縁取られています。
同色の細点が、背面や体側に密に散布しているのも本種の特徴。
ところで…
キャラメルの語源はポルトガル語のカルメラ(caramelo)で、それは〈赤ザラメ〉を主材料にした菓子。
〈赤ザラメ〉とは大粒に作られた砂糖で、精製前の粗糖を使用したものだそう。
この〈赤ザラメ〉が、僕には本種の背面模様に似てるいると思えてならないのですが…。
まあ何にしても、本種を見るたびに口の中に甘みを感じてたり…。