クリスマスが間近だというのに、沖縄島はドップリ暖気に覆われてます。
風は南寄りで湿度も高く、夏日になりました。
水温は緩やかに下降していますが、エキジット後は日差しもタップリで、風に吹かれても心地いい本日のやんばるでした。
明日も暖かな日になりそうで、気持ちよく海辺で過ごせそうです。
風は南東~南。晴れ。
〈タカサゴ科タカサゴ属ウメイロモドキ Caesio teres 16年11月11日 沖縄島安和グスク〉
画像は幼魚。
鼻をつまんで食べると、味が分からなくなるのだそうです。
正確には、何を食べているのか判別できなくなるのだそう。
味は、舌や軟口蓋の味蕾という器官で感じているのですが、その情報だけでは判別には不十分なのだとか。
その判別おいて、臭覚の能力は味覚とは比べものにならないほど高いのだそうです。
風味という言葉がありますね。
風味とは、飲食物の香や味わい。あるいはおもむきのある味わい。
こういうものを感じるためにも、食事のときに臭覚のはたす役割って、重要なのだろうなぁ…とか思えたり。
さて…
本種の学名種小名は『丸みのある・肉の多い・風味のよい』の意。
この名前は……
食べた結果でしょうか…。味わった結果として命名したのでしょうか…。
〈同種別個体 同日 同ポイント〉
画像はこちらも幼魚。
和名の『モドキ』は、『似せて作ること・似せて作ったもの・まがいもの』の意。
前回に引き続き…、〈ソックリウメイロ〉とかではだめなのでしょうか、と提案してみたり…。
しかしながらモドキ(擬き・抵牾)には、『日本の芸能で、主役にからんだり、前に演じたものを滑稽にまねしたりすること。またはその役・演目』の意味も。
何というか、この言葉にはおもむきがあるように感じられて、こちらはこのままでもいいように思えたりも…。