連日真夏日、スコールもなく暑~い日が続いてます沖縄島です。
日陰で風に吹かれてないと溶けそうです…。
風は南~南西。晴れそして晴れ…。
〈ミカドウミウシ科ミカドウミウシ属ミカドウミウシ(Hexabranchus sanguineus) 12年5月10日 沖縄島安和〉
↑の画像はまだ幼い個体。
成体とかなり違う可愛らしい色彩。
和名の『ミカド』は、ウミウシを研究されていた昭和天皇に献上されたのが由来だとか。
〈同日 同ポイント 別個体〉
↑の画像は少し成長した感じの個体。
前述の昭和天皇、研究のためにウミウシを3度食されたのだそう。
どのウミウシかは知りませんが、全般的に美味しそうには見えませんけどねぇ…。
〈同日 同ポイント 別個体〉
↑の画像はさらにさらに成長した感じの個体。
もう成体に近い色彩ですね。
ここまで成長すると、学名種小名の『血のように赤い』にも頷ける感じ。
ところでこれらの画像、すべて一つの岩(水深-2m・長径3m・短径1mの楕円形)に棲息してました。
このほかにも大小様々なサイズが、全部で10個体ほどいたりして…。
個体間に関係性があるのか? あるとしたらどんな? なんてことはさっぱりわかりませんが、『ミカドづくし』な状態であったことは確か。
あるいはミカドウミウシが好む環境の岩だったのかなぁ…。
早朝はドンヨリしてましたが、時間と共に陽光を浴びることができた本日の沖縄島です。
最高気温もほとんど真夏日。
2日ほど前の夜、羽アリが大量に発生してました。
例年梅雨入り前と梅雨明け前に羽アリが大量に発生するんで、梅雨明けが近づいてるんでしょうか。
ただ週間予報では雨交じりの日が多く、南西の風も強まりそうな気配がない…。
まあ、梅雨明けへのファーストステップってところでしょうか。
風は南西~西。晴れたり曇ったり。
〈サンゴヤドリガニ科アシビロサンゴヤドリガニ属アシビロサンゴヤドリガニ(Pseudocryptochirus viridis) 12年5月3日 沖縄島安和グスク〉
サンゴに『カチリ』っとはまってない個体に出会いました。
『カチリ』っとはまってるのとそうでないのと、どちらが本種の本来の姿かと考えれば、やっぱりはまってる方が本種の生態をよくあらわしてますが…。
はまってない方がフォトジェニックだったりして……。