4月の初日はティーダカンカンだったやんばるです。
風は北寄りで気温の数字はイマイチ上がってませんが、たっぷりすぎる陽光のおかげで、体感はその数字よりずっと暖かな感じでした。
明日からはその数字もグングン上がっていくようで、季節が確実に進んだようです。
さて衣替えしないと…。
風は北西。晴天。
〈ウツボ科ウツボ亜科ウツボ属サビウツボ Gymnothorax thyrsoideus 16年3月10日 沖縄島安和〉
ローマ神話のワインの神様バッカスは、ギリシャ神話のディオニューソスに対応するのだとか。
ディオニューソスの異名であるバッコスがラテン化してバックスになり、日本ではその英語読みのバッカスで言及されるのだそう。
というわけで、バッカスの原型はディオニューソスということになるのでしょう。
ディオニューソスはギリシャ神話の豊穣と葡萄酒と酩酊の神様なのだそう。
その象徴には、テュルソスという聖杖があるのだとか。
テュルソスのスペルは、Thyrsos
これに接尾辞の oideus をくっつけて……
できあがったのが本種の学名種小名。
つまりその意味は『テュルソスのような形をした』
ではそのテュルソスという杖は、どんなものなのでしょう。
それは先端に松かさ(松ぼっくり)が付き、葡萄の蔓や蔦が巻かれた杖なのだとか。
で、本種の画像を見る…
頭部は松ぼっくりのように……は見えないですが…。
体に蔓や蔦が巻き付いているようにも……見えないですが…。
杖のような細長い形はしてますが、それをいうならウツボ科はすべてそうですからね。
どうしてこんな学名になったのでしょう。
まさかワインが好物のウツボだとか……?