Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

人形緑黄色野菜(ニンジンヒカリウミウシ)

2022-03-08 20:08:26 | ウミウシ

風はヒンヤリでしたけど、たっぷりと降り注ぐ陽光が心地良かった本日のやんばるです。

このまま週末まで陽光が気持ちいい日が続きそう。

最高気温も日増しに高まりそうで、週末には夏日になるかも…。という感じです。

風は北~北東。晴れ。

■■

『ニンジン』

漢字で書くと『人参』ですね。

セリ科ニンジン属の二年草。根菜。

漢字表記の人参は、人の形に似ていることからその名になったのだそう。

但しこの人参は奈良時代に渡来し、薬用として栽培されていたウコギ科の『朝鮮人参(オタネニンジン)』のことだったのだとか。

食用のニンジンは、根が朝鮮人参に、葉がセリに似ていることから当初は『セリニンジン』と呼ばれていたのだそう。

でもこちらの方が主流になると、セリ科の方を指して人参と呼ぶようになり、ウコギ科の方を朝鮮人参と言うようになったのだとか。

ニンジンの学名種小名である『carota』は、英語のキャロット(carrot)の語源であり、カロテン(carotene)の語源でもあります。

根菜の中で唯一カロテン含有量が多く、緑黄色野菜に分類されるニンジン。緑黄色野菜の中でもトップ3に入るくらいに豊富なカロテンが含まれているのだそう。

ビタミンA・B1・B2・C、カリウム、食物繊維も多く、栄養的価値が高い野菜なのだそうです。

ところで日本ではニンジンといえば馬、というイメージが強いのではないでしょうか。

これは日本では馬に飼料として安価なニンジンを用いたからで、ヨーロッパではリンゴやパン・角砂糖が用いられているのだとか。

つまり日本で生まれ育った馬はニンジンを好みますが、他国育ちの馬はニンジンを好まなかったり、むしろ嫌うこともあるのだそうです。

■■

さて、こちらは光るニンジン…

〈フジタウミウシ科ハナサキウミウシ亜科ヒカリウミウシ属ニンジンヒカリウミウシ Plocamophenrus pecoso 22年1月13日 沖縄島崎本部〉

学名種小名は『そばかすのある』の意。

外套縁に3対の短い発光瘤を持つウミウシです。

 

 


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