Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

透明な頭飾り?(スミツキイソハゼ)

2021-09-06 20:07:28 | ハゼ科

9月に入ってから8月よりも真夏っぽい毎日になっているように思えるやんばるです。

真夏の季節風、真夏の鋭すぎる陽光、そして夏凪のコンディションが続いています。

ただ南の海上には昨日台風13号が、そして今日14号が発生しました。

今のところの進路予想では、13号の影響はなさそう。

14号は今後の進路しだいでは沖縄島にも影響が出るかもしれません…。

風はゆるい南西~南。晴れ。

■■

『頭飾り』

と聞いてどんなものをイメージします?

言葉の意味を調べてみると、「髪飾りのこと。髪の乱れを防ぎ、頭髪を飾るもの」という意味だとか。

つまり『頭飾り』と『髪飾り』はほぼ同じものを指すよう。

『頭飾り』を画像検索してみると、花の髪飾りや王冠やティアラのようなもの、あるいはカーニバルに使うようなものや、さらにはネイティブアメリカンの羽根冠のようなものまで…。

これを見ると、いわゆる髪飾りよりももう少し大がかりに装飾するものといったイメージなのかもしれません。

ネイティブアメリカンの羽根冠は『ウォーボンネット』という名称なのだそうで、非常に栄誉ある地位の男性が身につける冠なのだとか。

戦場の他、儀式のときにも着用され、民族の精神的・政治的に非常に重要なアイテムとされているのだそう。

この羽根冠には『レガリア』の意味があるのだとか。

『レガリア』とは、王権などを象徴し、それを持つことによって正当な王や君主であると認めさせる象徴となる物品なのだそう。

『レガリア(regalia)』はラテン語のregalisの複数形で、『王の物』を意味するのだとか。

日本にも『レガリア』はあって、それは『三種の神器』ですね。

そう考えると『ウォーボンネット』はものすごい権威の象徴に思えたり…。

■■

さて、そんな頭飾りですが…

〈ハゼ科ハゼ亜科イソハゼ属 スミツキイソハゼ Eviota infulata 21年6月29日 沖縄島新里〉

学名種小名は『頭飾りで飾られた』の意。

どこがどのように飾られているのか、僕にはよく解りません。

頭飾りのような形態でもないし、そのような模様があるとも思えませんし…。

透明な頭飾り? としか思えないのですが…。

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 篦棒(ヘラヤガラ) | トップ | 禁色(ウルマカエルアンコウ) »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。