*ウサギのお部屋*

日記・レビューなどなど。
最新日記は数日後に非公開にします。

伊坂幸太郎・斉藤和義「絆のはなし」

2008年05月04日 | 
伊坂幸太郎×斉藤和義 絆のはなし
伊坂 幸太郎,斉藤 和義
講談社

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2007年



ひとりは大好きな物書きさん、もうひとりはけっこう好きな歌うたいさん、二人の対談。

伊坂さんが、斉藤さんのファンで、ある日、斉藤さんの歌を聴いているときに、「専業で作家をやろう!」って決意したんだって。

それがご縁で出会った二人が、(まだ読んでない・聴いてないけど)小説と歌のコラボをやったんだって。

そんな、絆のはなし。



いいな、いいな♪

私がいつかやってみたいと思ってることを、さらっとやっちゃうんだもんな。

かっこいいな。



個人的には、伊坂さんの、奥様との出会いとか、お子さんがうちの1コ下だったりするのとか、仙台市内のスタバで執筆していることとか、知ったのが嬉しいなー。

伊坂さんの書く、本物とは微妙に違う仙台の街並み、なんかも読んでて好きだしね。「なんちゃって仙台」っていうんだねーw

石田衣良「少年計数機」

2008年05月04日 | 
少年計数機―池袋ウエストゲートパーク〈2〉 (文春文庫)
石田 衣良
文藝春秋

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2000年

(池袋ウエストゲートパークⅡ)

収録作品;

妖精の庭

少年計数機

銀十字

水のなかの目



こないだ読んだあれの第二弾ね。

石田衣良といえば、このシリーズ!みたいに言ってる人が多くて、どれどれ全部読んでみようかな?って思ったのがきっかけ。



でもちょっと、前に読んだ本(「レ・ミゼラブル」)が深すぎて、正直あんまり入り込めなかったのは事実。

他にも要因はあるんだけど、すっごく時間かかっちゃった。図書館で貸出し延長しちゃった。



相変わらず母親の営む果物屋を手伝うマコトのもとに、いろいろとトラブルが舞い込んできて…というおなじみのストーリー。

解説にも書いてあったけど、脇をかためる人物の描写に優れていることと、きちんと落とし前をつけて終わる構成力はやっぱりズバ抜けている。

んだけど、ちょっと、犯罪とか、暴力とか、殺人とか、見るのがちょっとつらかった。

なので、第三弾以降は少しお休みする。